【戦慄】「この男、見たら死ぬ」 連続変死事件が発生する「THIS MAN」予告編
2024年4月5日 18:00

海外発の都市伝説を日本で初めて映画化する「THIS MAN」の予告編がお披露目。ある田舎町で、連続変死事件が多発し、被害者たちが夢で見ていた「眉がつながった奇妙な風貌の男」の恐怖が広がるさまが切り取られている。
2006年頃、「夢のなかで眉がつながった男と出会った」という女性患者が、米ニューヨークの精神科で多発した。彼女たちの証言を元にモンタージュ写真を作成し、ネット上に公開したところ、世界各国の2000人以上の人々が、夢のなかで同じ男を見たと証言。謎の男は「This Man」と呼ばれ、恐れられた。
本作では、世界的に有名なネットミームに日本独自の解釈を加え、なすすべなく人々が死んでいく描写を通して、昨今のコロナ禍の惨状を風刺する。舞台は、連続変死事件が発生する田舎町。被害者たちの夢に出てきた男は「あの男」と呼ばれ、人々を恐怖に陥れていた。そんななか、八坂華(出口亜梨沙)は、夫・義男(木ノ本嶺浩)と娘・愛とともに、幸せに暮らしていた。しかし、「あの男」による被害が拡大し、徐々に華の身近にも危険が迫り、やがて究極の選択を突きつけられる。
(C)Union Inc.予告編は、「人生最高の幸せだった。『あの男』に出会うまでは……」というナレーションに続き、華と義男が抱き合う、幸せな家族の日常シーンから始まる。ある日、華は妹・玲(鈴木美羽)から「お姉ちゃん、これ知ってる?」と、「眉のつながった男」の画像を見せられる。その後、幸せな描写から一変し、「これで10件目の不審死か……」と不穏な表情を見せる刑事(津田寛治)を活写。何かから必死に逃げる女性、苦しみながら倒れる男性、冷や汗をかき夢を見る男女など、恐ろしい描写が連続する。
社会全体に「あの男」の被害が広がっていくなか、「次は私の番なんでしょ? みんな死んじゃったよ」と怯える華、「俺たちずっと夫婦だから……」と涙を流す義男が映され、家族の幸せが崩れていくことを予感させる。最後には、絶叫する女性や泣き崩れる華の姿もあり、本編が気になる仕上がりだ。
監督・脚本を担うのは、医学系研究分野出身という経歴を持ち、「わたしの魔境」が世界11カ国の国際映画祭で受賞した天野友二朗。出口、木ノ本、鈴木、津田に加え、小原徳子、校條拳太朗、茜屋日海夏、般若、アキラ100%、中山功太、渡辺哲が共演する。

4月5日より、予告編公開に合わせ、公式TikTok(https://www.tiktok.com/@thisman20240607)もスタート。さらに、オンラインムビチケ(税込1600円)も発売され、特典は映画オリジナル待受となっている。詳細は、ウェブサイト(https://mvtk.jp/Film/085438)で確認できる。
「THIS MAN」は、6月7日から東京・新宿ピカデリーほかで全国公開。
(C)2024 Union Inc.
関連ニュース
津田寛治が津田寛治役!? 主演映画「津田寛治に撮休はない」26年3月公開、監督・脚本は「夜を越える旅」「断捨離パラダイス」の萱野孝幸
2025年11月7日 05:00
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい映画】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“超刺激作”
提供:松竹
ズートピア2
【質問:すみません、今年の冬、どの映画を観たらいいですか?】答え:私は「ズートピア2」を絶対に観ますね!!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ