「デューン 砂の惑星PART2」本日公開! ティモシー・シャラメが巨大サンドワームを乗りこなす本編映像披露
2024年3月15日 09:00
ドゥニ・ビルヌーブ監督によるSF超大作続編「デューン 砂の惑星PART2」が本日3月15日に初日を迎えたことを記念して、劇中の重要な場面の1つ、主人公ポール(ティモシ―・シャラメ)が巨大なサンドワームに立ち向かうシーンを収めた本編映像の一部(https://youtu.be/5Qrn1YJnqvI)が特別公開された。
フランク・ハーバートによるSF小説(早川書房)を映画化した前作「DUNE デューン 砂の惑星」は、2021年に劇場公開されると全世界で大ヒットを記録。第94回アカデミー賞では、撮影賞、美術賞、作曲賞、編集賞、視覚効果賞、音響賞の6冠に輝いた。
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」のシャラメをはじめ、ゼンデイヤ、フローレンス・ピュー、オースティン・バトラーら豪華キャストが集結。「メッセージ」「ブレードランナー2049」のドゥニ・ビルヌーブ監督がメガホンをとり、音楽は巨匠ハンス・ジマーが手掛けた。
物語の舞台は、砂漠に覆われ、巨大砂虫サンドワームが支配する惑星デューン。PART2では、ハルコンネン家の陰謀によって一族全員を殺され、唯一生き残ったアトレイデス家の後継者・ポールの復讐がついに幕を開ける。
最新作は3月1日にアメリカを含む72の国と地域で封切られ、初日3日間で全米では前作が記録した4100万ドルを約2倍上回る8150万ドル、全世界累計は1億7850万ドル(約267億9100万円 ※3月4日付 Box Office Mojo調べ 1ドル150.09円換算)を達成。第97回アカデミー賞で作品賞と監督賞含む最多7部門に輝いた「オッペンハイマー」のクリストファー・ノーラン監督も「PART1で描かれたすべてが信じられないほどエキサイティングに展開している」と称賛を送る。
映像の冒頭では、シャラメ、ゼンデイヤ、オースティン・バトラー、フローレンス・ピューら豪華メインキャストたちが登場。「デューン」の壮大な物語やビルヌーブ監督を称えるとともに、「想像を遥かに超える」と太鼓判を押す。そして、主人公ポール(シャラメ)が巨大砂虫サンドワームと対峙するシーンが映し出される。
宿敵ハルコンネン家と皇帝の親衛軍による猛攻を受け砂漠に逃れたポールは、砂漠の民チャニ(ゼンデイヤ)やリーダーのスティルガー(ハビエル・バルデム)のもとで戦士として訓練を詰み、やがて砂漠の民として認められるための通過儀礼として、彼らにとって神聖な存在であるサンドワームを乗りこなすべく、対峙することになる。
砂漠の民たちが見守るなか、ポールは規則的な振動音に反応するサンドワームの習性を利用した装置をセットして待ち構えるが、スティルガーたちも驚愕するほどの巨大な個体が現れる。ポールは両手にフックを構え、砂埃を上げながら猛スピードで接近する巨体めがけて決死のダイブ。迫りくるサンドワームの圧倒的迫力と“ライド感”を味わうことができるシーンとなっている。
サンドワームのシーンの撮影は3か月以上かけて行われ、本物の砂丘がある砂漠で実施された。ポール役のシャラメは、高さのあるセットからぶら下がり、回転台を使って高速移動するシーンを熱演。「サンドワームに乗るシーンは、ポール砂漠の民たちに受け入れてもらうきっかけとなる、とても重要な瞬間です。完璧なシーンに仕上げなければならなかったので、とても複雑で撮影は困難を極めました」と過酷な撮影を振り返った。
最新作では、ポールのほかにもサンドワームに乗って移動するキャラクターが登場。演じた俳優は全員、子供の頃から原作小説を愛読しているビルヌーブ監督の「サンドワーム乗り教室」で指導を受けたという。製作を務めたタニヤ・ラポワンテは、「ビルヌーブ監督は、砂漠の民道具であるフックを使って手綱のように操ります。その手は、離れすぎても近すぎてもいけない。監督は正確な位置を知っていて、本当にすごいと思いました」と絶賛している。
「デューン 砂の惑星PART2」は、本日3月15日より全国公開中。
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