【第96回アカデミー賞】長編アニメ賞は宮﨑駿監督「君たちはどう生きるか」 「千と千尋の神隠し」以来2度目の快挙
2024年3月11日 08:38

第96回アカデミー賞(2024)授賞式が3月10日(日本時間11日)、米ロサンゼルスのドルビーシアターで行われ、宮﨑駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞を受賞した。第75回(2003)の「千と千尋の神隠し」以来2度目の快挙となる。
「君たちはどう生きるか」は、宮﨑監督の10年ぶりとなる最新作。宮﨑監督の記憶に残るかつての日本を舞台に、自らの少年時代を重ねた自伝的要素を含む冒険活劇ファンタジーで、母親を火事で失った少年・眞人(まひと)が、青サギに導かれて生と死が渾然一体となった世界を旅する姿が描かれた。日本では2023年7月に公開されたが、事前に一切のプロモーションが行われないまま公開されたことも話題となった。現在も上映中で、2024年3月3日時点で興行収入89.7億円を記録している。
なお、宮﨑監督と鈴木敏夫プロデューサーは授賞式に参加していなかったため、受賞スピーチはなかった。
北米では23年12月8日に公開され、第81回ゴールデングローブ賞では日本作品で初めて最優秀長編アニメーション映画賞を受賞している。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ