亀梨和也主演で東野圭吾「ゲームの名は誘拐」ドラマ化! 頭脳明晰でミステリアスな誘拐犯役
2024年2月21日 06:00
亀梨和也主演で、東野圭吾氏の人気ミステリーをWOWOWでドラマ化する、連続ドラマW「ゲームの名は誘拐」が、6月に放送・配信されることがわかった。亀梨の東野原作作品への出演は、ドラマスペシャル「東野圭吾 手紙」(2018/テレビ東京)以来、約5年半ぶり2度目。本作では、頭脳明晰でミステリアスな誘拐犯・佐久間駿介を演じる。
原作は、2002年に刊行された同名小説(光文社文庫刊)。広告代理店の敏腕プランナー・佐久間が、手がけていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自身を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘と共謀し、狂言誘拐を企てる。03年に藤木直人と仲間由紀恵が共演し、「g@me.」のタイトルで映画化され、20年には本作を原案としたドラマが中国で制作されるなど、長年にわたり世界中のファンを魅了してきた。
WOWOWと東野氏のタッグは、連続ドラマW「東野圭吾 さまよう刃」以来、本作で約3年ぶり9作目となる。脚本を「SUITS スーツ」「ドクターX 外科医・大門未知子」の小峯裕之、監督を連続ドラマW「ギバーテイカー」「シャイロックの子供たち」の鈴木浩介が務める。
WOWOWの連続ドラマへの出演は、22年の連続ドラマW「正体」以来、約2年ぶり2度目となる亀梨。画期的なアイデアと、「どんな手を使ってでも必ず勝負に勝つ」という行動力を武器に、数々のクライアントを担当する敏腕広告プランナー・佐久間役を務める。どこかミステリアスで、掴みどころがない佐久間は女性にもよくモテるが、頭脳明晰で計算高く、仕事も恋愛も“ゲーム感覚”でクリアすることに快感を覚える人物だ。
しかし、大型プロジェクトから降板させられ、完璧に進んでいたはずの“ゲーム”から突如引きずり下ろされた佐久間。プライドを引き裂かれた彼は、敵である大手自動車メーカーの副社長への復讐のため、同じく父に恨みを持つ副社長の娘と手を組み、狂言誘拐を実行する。しかし、順調かと思われた佐久間の“誘拐ゲーム”は、やがて予想外の展開を辿っていく。佐久間と、娘を取り戻したい副社長の一進一退の攻防戦、そして誘拐犯である佐久間と共犯関係の娘との間で育まれるいびつで危険な恋愛模様が見どころだ。
連続ドラマW「ゲームの名は誘拐」(全4話/第1話は無料放送)は6月、WOWOWで放送・配信スタート。亀梨のコメントは、以下の通り。
前回の「正体」を経て、また、このようにお話をいただけたことがとてもうれしかったです。また再会できるスタッフさんや、今回の作品で初めてお会いするスタッフさんとの出会いも非常に楽しみでした。「正体」の時と同様に準備段階からしっかりとしたコミュニケーション、熱量の中で時間が過ごせるという期待を持ち、今回のお話も受けさせていただきました。結果的に非常にやりがいのある魅力溢れる作品に参加させていただけたことに感謝しております。
この作品のスケール感、先の読めない展開、心理戦。あっという間に読み終えました。これをまたどのような形で映像化していくことができるのか正直プレッシャーもありましたが、スタッフの皆さんと一丸となって撮影を終えることができました。まだ作品の完成は僕自身見ていないのですが、登場する個性的なキャラクターの魅力やエンタテインメント性溢れるミステリーに是非、夢中になっていただけたらと思います。
僕が受け取った印象として佐久間自身、美意識やプライドが高く、それ故の思考であり行動が存在しているのではないか?と。キャラクターを作り上げていく上で、ファッションや仕草、目から捉えられるような情報というものに関しては特に細かく意識しながら演じさせていただきました。
撮影期間中、さまざまな角度のお仕事をさせていただきながら、僕自身、置かれている状況が大きく動き出すタイミングでした。振り返ると、自分としても少し覚醒しているような感覚の中でこの作品の時間を過ごさせてもらっていたなと。現場に行くとスタッフの皆さんと共に作り上げているという充実した実感の中で細かな部分も諦めずに撮影ができたと思います。撮影を終えて約半年間時間が経っての放送にはなりますが、出来上がりを非常に楽しみにしています。
魅力溢れるストーリー、登場人物たちに身を委ねていただきながら、騙し、騙されさまざまな思考を持って楽しんでいただけたらうれしく思います。是非、受け取って下さい。
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