土屋太鳳&佐久間大介のマッチングアプリプロフィールを分析! 恋愛コンサルが指摘する違和感とは?
2024年2月21日 12:00

土屋太鳳が主演、「Snow Man」の佐久間大介が共演する「マッチング」から、主人公のウエディングプランナー・輪花(土屋)と、彼女とアプリでマッチングする“狂気のストーカー”永山吐夢(佐久間)のマッチングアプリのプロフィールがお披露目。さらに、恋活・婚活のお悩みを解決する恋愛コーチングサービス「NOVIO(ノービオ)」協力の下、恋愛コンサル・渡辺ゆいか氏が、輪花と吐夢のプロフィール分析を行った。
本作は、「ミッドナイトスワン」「サイレントラブ」の内田英治監督が、マッチングアプリで増えた“出会い”の裏に仕掛けられた“罠”の恐怖を描く完全オリジナル作品。ウエディングプランナーとして仕事に打ち込む一方、恋愛に奥手な輪花は、親友で同僚の尚美(片山萌美)の勧めでマッチングアプリに登録する。しかし、マッチングした吐夢と待ち合わせると、現れたのはプロフィールとは別人のように暗い男。その後も執拗にメッセージを送り続ける吐夢に恐怖を感じた輪花は、取引先でマッチングアプリ運営会社のプログラマー・影山剛(金子ノブアキ)に助けを求めることに。しかし時を同じくして、“アプリ婚”した夫婦が惨殺される事件が連続して発生。やがて被害者たちが、輪花の勤める結婚式場で式を挙げていることが判明する。
現代の出会いのツールとして、ごく一般的なものになったマッチングアプリ。劇中では、「WillWill」というアプリに渋々登録した輪花が、勇気を出してデートに臨むが、プロフィールとは別人のような印象の吐夢が現れ、戸惑いを隠せない姿が描かれる。「実際に会ってみたらプロフィールと違った」というケースは、マッチングアプリ“あるある”ともいえる。
「第一印象が全て」となるマッチングアプリにおいて最も大切なのは、自己紹介文とプロフィール写真。輪花のプロフィール写真は1枚のみで、その浮かない表情には、前向きではない雰囲気が漂っている。紹介文も「初めまして、よろしくお願いします」と、かなりシンプル。渡辺コーチは、「ありがちなプロフィールですが、体目的の男性に引っかかりそうな感じで少し心配になりました。『自分の魅力は相手が引き出してくれる』というような受け身な意識を感じます。笑顔の写真が載せられるといいですね」と、少々辛口にコメントする。
(C)2024『マッチング』製作委員会続いて、吐夢のプロフィールは、「初めまして。自己紹介見て頂きありがとうございます! 現在は東京に住んでおり、環境系の仕事をしています。動物園とか水族館に行くのが好きで、休日はよく動物を見に行っています。ただ1人で行くのが少し恥ずかしくて……一緒に行けるような人と出会えると嬉しいです!!」と、生き物好きをアピールしたもの。渡辺コーチは、「動物園とか水族館に行くのが好きでよく行っているのに、『一人で行くのが恥ずかしい』というのは若干矛盾を感じました(どちらかに少しニセモノの感情を感じます)」と鋭く指摘する。また、「いまのプロフィールだと動物好きな人としかマッチングが難しそうなので、ほかの趣味も書けると良いと思いました。『環境系の仕事』もよくわからないので、もう少し具体性があると良いと思います」と、怪しい点を見抜く。
「ふたりがさらに良い出会いをつかむには、どうしたら良かったのか?」という問いに、渡辺コーチは、「相手が会話を広げやすいように『こんな話題もOKだよ』ということをたくさん書いておくと良いですね。『こんな印象を持ってほしい』ということを先に決めて、そこに当てはまる内容だけを書くようにすると魅力的な文章を書きやすいです」と語った。
さらに渡辺コーチから、吐夢との出会いを機に、さまざまなトラブルに巻き込まれていく輪花へのアドバイスも。「どんなに魅力的な人でも、インターネットを介した出会いは気をつけるに越したことはありません。個人情報は送らない、デートにクレジットカードやキャッシュカードを持っていかない、3回会うまでドライブデートはしない、など自衛していきましょう。新しい出会いを楽しめる人はうまく行く傾向があります。活動が長期化するとネガティブな気持ちも生まれやすいですが、日々自分の成長が感じられると前向きな気持ちになれます」と、輪花をはじめ、マッチングアプリで出会いを求める多くの人々に、エールを送った。
「マッチング」は、2月23日から全国公開。
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