「バービー」ケイト・マッキノンが作家デビュー　YA小説を執筆

Photo by Rodin Eckenroth/WireImage/Getty Images

「サタデーナイト・ライブ」出身のコメディアンで映画「バービー」「スキャンダル」などで知られるケイト・マッキノンが、作家デビューすることがわかった。

米バラエティによれば、マッキノンのYA小説「The Millicent Quibb School of Etiquette for Young Ladies of Mad Science（原題）」はシリーズの第1巻で、アシェット・ブック・グループ傘下のリトル・ブラウン・ブックス・フォー・ヤング・リーダーズから出版される。

8～12歳の読者を対象にしたという同小説は、ガートルード、ユージニア、ディーディーのポーチ3姉妹と彼女たちの住む街アンティクアリウムの孤独なマッドサイエンティスト、ミリセント・クイブを描く物語。何年もかけてこの作品を執筆してきたというマッキノンは、「自分が公園のスイカズラを食べたり虫を集めたり自然に夢中だった子どもの頃に読んだらきっとハマっていただろう、そんな本を書きたいと思っていました。若い読者がポーチ姉妹の冒険を読んで、自分の冒険を探しに出かけるぞと刺激を受けてくれたらうれしいです」と語っている。

本の挿絵は、マッキノンの下描きをもとに幻想的なゴシックテイストの作画で人気のイラストレーター、アルフレッド・カセレスが手がけた。小説「The Millicent Quibb School of Etiquette for Young Ladies of Mad Science（原題）」は初版20万部で10月1日に刊行予定。