「プレデター」新作にダン・トラクテンバーグ監督

(C)2022 20th Century Studios

米Hulu史上最高の初回視聴数を記録したSFホラーアクション「プレデター　ザ・プレイ」（2022）のダン・トラクテンバーグ監督が、米20世紀スタジオによる「プレデター」シリーズの新作「Badlands（原題）」で再びメガホンをとることがわかった。トラクテンバーグ監督は映画「10クローバーフィールド・レーン」（2016）を手がけたことでも知られる。

「プレデター　ザ・プレイ」は、1987年公開の第1作を皮切りにクロスオーバー作品も含めてこれまで6作品が製作されてきた「プレデター」シリーズに連なる一作。1719年のアメリカを舞台に、ネイティブ・アメリカン最強の部族の女性戦士ナル（アンバー・ミッドサンダー）が、宇宙から飛来した高度な科学技術を有する危険な戦士プレデターを相手に戦いを繰り広げた。同作は米Huluの映画およびテレビシリーズの中で史上最高の初回視聴数を記録し、米国以外でもラテンアメリカではStar+で、その他の地域ではDisney＋内Starブランドで配信され、公開から3日間の視聴時間数で最も視聴されたプレミア作品になった。

新作「Badlands（原題）」のプロットは不明だが、米ハリウッド・レポーターによれば、前作「プレデター　ザ・プレイ」の続編ではなく、未来を舞台に女性の主人公を描くようだ。前作と同じくトラクテンバーグ監督とパトリック・アイソンが原案、アイソンが脚本と執筆を手がけ、7月にクランクインを予定している。

なお、20世紀スタジオはトラクテンバーグ監督と「プレデター」ユニバースの拡大を計画しており、新作「Badlands（原題）」とは別に「プレデター　ザ・プレイ」続編の企画も準備しているという。