マーベルドラマの撮影現場で死亡事故
2024年2月11日 12:00
マーベル・スタジオの新ドラマ「ワンダーマン(原題)」の制作中にスタッフが死亡するという痛ましい事故が発生したと、米バラエティが報じている。
「ワンダーマン(原題)」は、マーベルコミックスに登場するキャラクター、サイモン・ウィリアムズを主人公にした物語。原作では、ウィリアムズ・イノベーションズという家族経営の企業の御曹司という設定で、スターク・インダストリーズとの競争により会社が倒産。絶望のなか、ヴィランのバロン・ジモに助けを求め、超人化。その後、アベンジャーズに反逆することで、成長を遂げていく。
ドラマ版ではヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世(「マトリックス レザレクションズ」)がサイモン・ウィリアムズ/ワンダーマン役を演じ、デスティン・ダニエル・クレットン監督(「シャン・チーとテン・リングスの伝説」)が制作総指揮を務めている。
同作は米ロサンゼルス郊外のCBSスタジオセンターで撮影が行われていたが、クルーのフアン・カルロス・オソリオさんが梁から転落し、その後死去。事故は撮影が行われていない時間帯に起きたが、その日の撮影は中止となっている。
マーベルは、「私たちの思いと深い哀悼の意をオソリオさんの家族と友人に捧げます。この事故の状況を調査するための全面的な支援を提供しています」との声明が発表している。
「ワンダーマン(原題)」はディズニープラス向けに製作されているが、配信日は発表されていない。