福山雅治、初監督のライブ映画は「脳内の理想詰め込んだ」 “結果”を求めて呼び掛けも
2024年1月19日 18:45
![福山雅治](https://eiga.k-img.com/images/buzz/107898/4ebc9fb3e92e94cf/640.jpg?1705656493)
歌手で俳優の福山雅治が1月19日、初めて監督を務めた「FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸(さき)わう夏 @NIPPON BUDOUKAN 2023」の全国公開の初日舞台挨拶を東京・丸の内ピカデリーで行った。
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昨年夏の日本武道館公演を40台以上のカメラで360度から収録。これに、柊木陽太が演じる「少年時代の福山雅治がライブを見に来る」というストーリー部分を融合させた。だが、福山は当初、“映画化”には消極的だったという。
「何でやるの?がスタート地点だった。ライブはお客さんが来てくれて、僕たちの生の演奏でピークになるもの。わざわざ映画にする意味があるのかと思った」。資料として残ればいいというくらいの思いで撮影を許可したが、編集段階に入って気持ちが前向きに。「映画にするんだったら物語があった方がいい。時空を超えた表現ができないか考え、かつての僕が初めてライブに行った時の感覚を可視化したい」と提案し、昨年の主演ドラマ「ラストマン 全盲の捜査官」で自身の少年時代を演じた柊木に“主演”を託した。
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音響や映像にも徹底的にこだわり、「これまでのツアーも収録しているけれど、オーディエンス目線でライブを追体験するもの。それではライブドキュメンタリーになってしまうので、お客さんがわざわざ映画館に来る価値を付けなければいけない。それが僕の主観と客観にしようと切り替えて、脳内にある理想、演出を詰め込んだ。体感型の映画です」と説明。そして、「盛り上がりが足りないところは、(音を)足しています」と明かし、会場の笑いを誘った。
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そして、「未知なる挑戦でしたが、得るものばかりだった」そうで、12月に開催したライブ「冬の大感謝祭」の構成や演出に役立てたという。さらにテーマや表現したい構想は膨らむ一方だが、「そのためには結果です。興行収入という。2025年には35周年を迎え、何か大きい動きをやりたいと思っているので、友人、ご家族、お仲間にお伝えして結果がつくれるとつながります」と呼びかけた。