佐藤健×長澤まさみ「四月になれば彼女は」藤井風の新曲が主題歌に決定 最新予告&ポスター披露

2024年1月15日 13:00


川村元気氏のベストセラーを映画化
川村元気氏のベストセラーを映画化

佐藤健長澤まさみ森七菜が初共演し、川村元気氏のベストセラー恋愛小説を映画化する「四月になれば彼女は」の主題歌が、藤井風の書き下ろし新曲「満ちてゆく」に決定した。主題歌を使用した最新予告映像(https://youtu.be/Eij4XfBOg54)と、佐藤演じる主人公・藤代と長澤扮する弥生が強く抱きしめあう姿をとらえたポスタービジュアルが披露された。

メガホンをとったのは、米津玄師の楽曲「Lemon」などのMVを手掛けた山田智和。本作で長編映画初監督を務め、日本のほか、チェコのプラハ、アイスランドのレイキャビク、ボリビアのウユニで撮影を行った。撮影監督は「新聞記者」「余命10年」の今村圭佑、音楽は小林武史が担当した。

4月のある日、精神科医の藤代俊(佐藤)のもとに、かつての恋人・伊予田春(森)から手紙が届く。“天空の鏡”と呼ばれるウユニ塩湖からの手紙には、10年前の初恋の記憶が書かれていた。ウユニ、プラハ、アイスランド。その後も世界各地から春の手紙が届く。時を同じくして藤代は、婚約者の坂本弥生(長澤)と結婚の準備を進めていた。けれど、弥生は「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」という謎掛けだけを残して突然、姿を消す。春はなぜ手紙を書いてきたのか? 弥生はどこへ消えたのか? 2つの謎は、やがて繋がっていく。

藤井風
藤井風

史上最高峰のスケールで描かれる純愛映画を彩るのは、藤井にとって劇映画初主題歌となる「満ちてゆく」。原作者の川村氏が藤井の世界観に感銘を受け、オファーしたことで実現した。川村氏は「藤井風さんの曲には、われわれが心の底に隠していた気持ちに光を当てて、さらけ出してしまうような力があると、いつも感じていました。それは『四月になれば彼女は』で描きたいこと、そのものでもあります」と語り、「ラストシーンの先にある愛の様を、これから生きていく登場人物たちの未来を、やさしく照らす素晴らしい曲をいただきました」とコメントを寄せた。

主題歌を使用した予告編は、ウユニ・プラハ・アイスランドなどの美しい景色から始まり、藤代(佐藤)と弥生(長澤)の幸せそうな日常が映し出されていく。しかし、弥生の失踪を機に、苦悩する藤代の姿が描かれる。幸せだった頃の記憶をたどりながら、必死に愛を探し求める藤代。様々な想いが交錯する中、藤代・弥生・春が涙を流す姿が映され、心揺さぶるストーリーに期待が高まる。映像では、共演する仲野太賀中島歩河合優実ともさかりえ竹野内豊の姿も確認できる。

ポスターに切り取られているのは、藤代と弥生が強く抱きしめあい、2人が互いの存在を確かめ合うように感情をさらけ出している瞬間。2人の剥き出しの感情が写され、弥生の「愛を終わらせない方法は何か」という謎かけに藤代が向き合い、探し求めた先にどんな結末が待ち受けるのか、想像を掻き立てられる。

四月になれば彼女は」は、3月22日公開。川村氏のコメント全文は以下の通り。


【原作者:川村元気

生きること、死ぬこと、誰かを愛すること。

藤井風さんの曲には、われわれが心の底に隠していた気持ちに光を当てて、さらけ出してしまうような力があると、いつも感じていました。それは『四月になれば彼女は』で描きたいこと、そのものでもあります。

このたび、原作小説を読んでいただき、映画も観ていただき、丁寧に話し合いながら曲が生まれていく時間を共にできたことを本当に光栄に思います。主題歌「満ちてゆく」は、小さな教会で、映画を観た後に一気に書き下ろされたと聞きました。

四月になれば彼女は』のラストシーンの先にある愛の様を、これから生きていく登場人物たちの未来を、やさしく照らす素晴らしい曲をいただきました。

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