重岡大毅、主演作の撮影で前髪を少し“フランベ”する チリチリになりヘアカット「これも2重3重のトリック」
2024年1月13日 12:14
東野圭吾氏の小説を実写化した映画「ある閉ざされた雪の山荘で」の公開記念舞台挨拶が1月13日、都内で行われ、主演を務めた「WEST.」の重岡大毅をはじめ、間宮祥太朗、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、飯塚健監督が登壇。重岡は撮影の裏話として、前髪を“フランベ”してしまったことを明かした。
裏話を聞かれた重岡は「お芝居だけじゃ食べていけないので、こっちが本業ですよみたいな感じでフランベするシーンがあるんですけれど、ここ(前髪)思いっきり焦げてて」と告白。場内で笑いが起きると「ほんまなんですよ。僕、ここフランベしたこと気付いてなかったんです。で、その後人から大きい声で『くっさ!』って言われたんですよ。もう(前髪が)チリチリになっていたのでヘアカットして。でも、気付かなかったでしょ? これも2重3重のトリックなんです。スクリーンに映る全てが伏線です」とまとめていた。
本作は、劇団に所属する7人の役者に届いた、新作舞台の主演の座をかけた最終オーディションの招待状をきっかけに起こった不可思議な事件を描く。1月12日から全国284館で封切られらた。
キャストがそれぞれ注目のシーンを挙げていき、中条は「ここは雪が降っているっていう設定のシーンの本番で、ぱっと外を見たら本当に雪が降っていて、一人だけテンション上がっていました」、間宮は「劇団員たちが夜ご飯を食べるシーンは、長年一緒にやってきた雰囲気がわかるシーンだったと思います」と話す。
最後に、重岡が「今日いつも通りな感じで現場に来たらみんないて、この映画に関わってくださったチームの方がみんなスーツを着てびしっとしていた。ものすごい数の人がいて、今こうやって見てくれる方もたくさんいて。これは当り前じゃないなっていうのをすごく感じました。いろんな人の思いがのっているので、皆さんを代表して、見に来ていただいて本当にありがとうございました。すっごい嬉しいです。幸せに思います」と感謝を伝える。喋るときには一歩二歩と前に出て、キャストの話に細かくツッコミを入れるなど、最後まで主演自ら舞台挨拶を盛り上げていた。