エマ・ストーン、前代未聞の主人公は「今までで一番難しい役」 注目作「哀れなるものたち」特別映像公開
2024年1月1日 17:00

「女王陛下のお気に入り」のエマ・ストーンとヨルゴス・ランティモス監督が再タッグを組む「哀れなるものたち」の特別映像(https://youtu.be/u53OZrWK0v0)が、このほど公開された。ストーンが「今までで一番難しい役」と語る主人公・ベラに迫る内容となっている。
日本で2008年に翻訳された、スコットランドの作家アラスター・グレイの同名ゴシック奇譚(早川書房刊)を映画化。第80回ベネチア国際映画祭では金獅子賞を受賞。アカデミー賞の前哨戦として注目される第81回ゴールデングローブ賞では作品賞(ミュージカル/コメディ部門)を含む6部門7ノミネートを果たしている。

人生に絶望し自ら命を絶ったものの、天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)の手によって“生まれたての女性”として奇跡的に蘇ったベラ。映像では、ストーンが「2017年にヨルゴスと構想を練り始めました。“真新しい脳”を持つとどうなるのか」と壮大な物語の始まりを振り返る。一方、ランティモス監督は「ベラという役柄に驚かされました。これまでにない存在です。エマのおかげでより撮影に力が入りました」とストーンによって多くのインスピレーションがもたらされたことを明かしている。

ベラというキャラクターについては「彼女は“あるべき姿”を教えこまれていません。それって素敵なことね」と楽し気に語って見せるストーン。続けて、ベラを誘惑し外の世界に連れ出そうとするものの、徐々に彼女の魅力にのめり込み翻ろうされていく色男の弁護士ダンカンを演じたマーク・ラファロは「女性が生涯求められるあらゆることに彼女は縛られない。面白い展開になります」と解説している。
前代未聞の設定を持つベラを表現することは相当な胆力が必要とされる。自宅兼実験室であったゴッドウィンの邸宅でベラを観察していくうちにその魅力に惹かれていくマックスを演じたラミー・ユセフは「エマはすごい。脳の成長はとても微妙なんです。撮影の順番が前後しても彼女は過程を演じ切った。声に加えて体でもね」とコメントしている。

“女性の自由についての物語”を描く本作では、ダンカンやマックス、そして天才的な外科手術によってベラを蘇生させたバクスター博士といったベラと密接に関係する男性たちが登場。そして“ベラをコントロールしたいという男性たちの欲望”もひとつのテーマとなっているのだ。
ストーン「男性たちはそれぞれ独自のやり方でベラをコントロールしようとしますが、彼女はそれを受け入れようともしません。彼女はあまりにも自立しているのです」
そして、ストーンとともにプロデューサーとして参加したエド・ギニーは「エマはストーリーテリングに関して素晴らしい素質を持っています。プロデューサーとして、どのように物語を発展させ、どのようにそれをこの世界に生み出すかという点において、彼女は極めて重要な存在です」と話している。

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