森と苔の美と優しさに心癒される バス・ドゥボス「Here」予告&大島依提亜によるアザーポスター
2023年12月29日 12:00

ベルギーのバス・ドゥボス監督の長編「Here」の本予告編と、グラフィックデザイナーの大島依提亜氏によるアザーポスタービジュアル、場面写真12点が公開された。
2014年に長編第1作を発表して以来、わずか数年でベルリン、カンヌをはじめとする映画祭から熱い注目を集めているドゥボス監督。1983年生まれのドゥボス監督は、これまでに長編4作品を監督。いずれも多言語・多文化が共生し「ヨーロッパの縮図」とも言われるベルギーにおいて、現代社会では見落とされてしまう些細な日常の断片をすくい上げて描くスタイルが特徴だ。16ミリフィルムの淡い美しさをたたえたスタンダードサイズの映像と、唯一無二のサウンドスケープを響かせるブレヒト・アミールのギター、ゆるやかに展開してゆく物語が、人のさりげない優しさや思いやりを感じさせる。
「Here」は、ブリュッセルに住む建設労働者のシュテファンと、中国系ベルギー人で植物学者のシュシュのふたりを主人公に物語が進む。第73回ベルリン国際映画祭エンカウンターズ部門最優秀作品賞&国際映画批評家連盟賞(FIPRESCI賞)をダブル受賞した。予告編と場面写真とともに公開されたアザーポスターでも、森の中にひっそりと息づく小さな生命(苔)を見つめるシュテファンとシュシュの写真が使用されている。
2月2日からBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国公開。
(C)Quetzalcoatl
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