菅田将暉“治安悪い系”キャラを好演 岡山天音主演作でド派手なピンクの短髪、本編映像公開
2023年12月23日 11:00
本作は“伝説のハガキ職人”の異名を持つツチヤ氏による同名私小説を原作に、笑いに人生を捧げた実在の人物の痛いほどに純粋で激烈な半生を綴ったもの。井筒和幸、中島哲也、廣木隆一ら名匠のもとで助監督を務めた滝本憲吾監督がメガホンをとり、本作で長編商業映画デビューを果たした。
菅田が演じるピンクは、ツチヤが大阪で出会う重要なキャラクター。ハガキ職人として様々なテレビ・ラジオ番組にネタを投稿する傍ら、生きていくためにアルバイト活動をするツチヤは、人間関係不得意かつ社会に適合することが困難な性格のせいで、バイトを転々として街を放浪するような日々を送っていた。そんな中、ある日ツチヤとピンクは大阪の夜の街で出会う。
ホストクラブのバイトで失敗し、店から追い出されたツチヤ。深夜の街の路上で気力もお金も尽き果てて寝そべっているところで、ピンクと出会った。全く異なる境遇ながらも、2人は不思議と意気投合。その後も、ピンクは笑いに猛進するツチヤのことを面白がり、気にかけていく──。本編映像では、そんな2人の貴重な出会いの場面が確認できる。
新場面写真は、ピンクが路上に佇み、ド派手なピンクの短髪、切れ長な細眉、ソリッドな横顔、タバコをふかす姿を活写。夜の街で生きるピンクの、どことなくやさぐれた“治安悪い系”の雰囲気が印象的だ。
実は岡山と菅田は、2011年のドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」で高校の席が前後のクラスメイトの役柄として共演して以降、8回もの共演歴がある。同世代の俳優として、映画・ドラマ界で様々な注目作で着実にキャリアを積み上げ、お互いに絶大に信頼し合う2人の関係は、心の深い部分で繋がり合うツチヤとピンクの関係性とも重なって見えるだろう。
「笑いのカイブツ」は、2024年1月5日からテアトル新宿ほか全国公開。
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