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21歳の女子大学生が生きたまま焼かれ、無残な姿で発見… 刑事が未解決事件の闇に飲み込まれる「12日の殺人」特報

2023年12月21日 08:00

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「“未解決事件”――それは、人間の欲望を刺激する。」
「“未解決事件”――それは、人間の欲望を刺激する。」
(C)2022 - Haut et Court - Versus Production - Auvergne-Rhone-Alpes Cinema

第75回カンヌ国際映画祭のプレミア部門に出品され、第48回セザール賞で最多6部門受賞に輝いた「12日の殺人」の特報と日本版ポスターがお披露目。映像は、帰宅途中の女子大学生が何者かに火をつけられ、焼死体という無残な姿で発見される衝撃的なシーンから始まる。

メガホンをとるのは、思いもよらぬさまざまな“偶然”が重なって起きる殺人事件を描いたサスペンス「悪なき殺人」で知られるドミニク・モル監督。同作は第32回東京国際映画祭で観客賞と最優秀女優賞に輝き、日本でも口コミでヒットした。新作「12日の殺人」は、2020 年のポーリーヌ・ゲナによるノンフィクション「18.3. Une annee passee a la PJ」をもとに、モル監督がジル・マルシャンと共同脚本を手がけたスリラーだ。

10月12日の夜、フランス南東の地方都市グルノーブルで、21歳の女子大学生クララが焼死体で発見される。事件を担当することになったのは、昇進したばかりの刑事ヨアンと、ベテラン刑事のマルソー。容疑者となりうる関係者への聞き込みのなかで、男たちが全員クララと関係していたことがわかる。クララの殺害が計画的であることは判明したが、捜査線上にあがった人々を誰ひとり容疑者として特定することができず、事件はいつしか迷宮入りとなる。

特報映像は、捜査のなかで、わけもなく事件が頭から離れなくなり、闇へと飲み込まれていくヨアンを活写。日本版ポスターには、生前のクララが、辺境の小さな町で薄暗い夜道を帰宅する姿が切り取られており、胸をざわつかせる仕上がりだ。「“未解決事件”――それは、人間の欲望を刺激する。」というコピーが添えられている。

本作は、第48回セザール賞で10部門にノミネートされ、6部門(作品・監督・助演男優・有望若手男優・脚色・音響賞)で受賞。さらに第28回リュミエール賞でも作品賞、脚色賞を獲得している。「悪なき殺人」にも出演しているバスティアン・ブイヨンがヨアン、「君と歩く世界」のブーリ・ランネールがマルソーを演じた。

12日の殺人」は、2024年3月15日から、東京の新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開。

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