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人工妊娠中絶が違法の時代、女性たちの命を救った組織が実在した 「コール・ジェーン」クラウドファンディングがスタート

2023年12月3日 16:00

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監督・脚本を務めたのは「キャロル」の脚本でも知られるフィリス・ナジー
監督・脚本を務めたのは「キャロル」の脚本でも知られるフィリス・ナジー
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アメリカに実在した女性組織「ジェーン」をモデルにした映画「コール・ジェーン(原題)」の劇場公開に向けたクラウドファンディングが、CAMPFIRE(Good Morning)にてスタートしている。

「ジェーン」とは、特定の女性の名前ではなく、1960~70年代初頭に実在した組織の名前。同作は、中絶が違法とされる時代に、医師のほとんどが手術を拒むなか、「ジェーン」が1万2000人以上の女性たちの命を救うために奔走した“感動の実話”となっている。

1960~70年代の人工妊娠中絶が違法とされていた時代のアメリカ。中流階級の主婦である主人公ジョイはある日2人目の子を妊娠するが、検診の中で病の悪化が発覚し中絶を余儀なくされる。中絶が違法とされるために、適切な処置を受けることができないジョイ。次第に彼女は孤立していくが、街で見かけた張り紙を頼りに、アンダーグラウンドで女性たちの中絶を手助けする女性組織「ジェーン」に巡り合う。

監督・脚本を務めたのは、「キャロル」の脚本でも知られるフィリス・ナジー。主人公ジョイをエリザベス・バンクスが演じるほか、シガニー・ウィーバークリス・メッシーナウンミ・モサクケイト・マーラコリー・マイケル・スミスグレイス・エドワーズが出演。2022年の第72回ベルリン国際映画祭では、コンペティション部門に出品された。

本プロジェクトは、「コール・ジェーン(原題)」の日本全国劇場公開を実現し、誰にでも「性」や「自分自身の身体」について決め、守る権利があることを知ってもらう“きっかけ”になればという想いのもとでスタートしたもの。「認定NPO法人ピッコラーレ」(妊娠葛藤窓口「にんしんSOS東京」ほか運営) に配給収益の一部を寄付し、「自分の身体のことは自分で決めていい」社会の実現のため貢献していく。

クラウドファンディング(https://camp-fire.jp/projects/view/715245)は、2024年1月17日まで実施中。映画は、2024年春に順次公開を予定している。

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