斉藤由貴・満島ひかり・清野菜名 黒柳徹子を演じた歴代トットちゃんが語るレビュートーク映像公開
2023年12月1日 06:00

黒柳徹子が幼少期の出来事を自伝的に綴ったベストセラーをアニメーション化した「窓ぎわのトットちゃん」(12月8日公開)。原作「窓ぎわのトットちゃん」が映画化されることは本作が初だが、これまでに様々な女優陣が黒柳の実写版を演じており、このほど斉藤由貴、満島ひかり、清野菜名が“トット愛”を語るレビュートーク映像(https://youtu.be/WUbmToFRLz0)が披露された。
女優、タレント、司会者、エッセイスト、ユニセフ親善大使などあらゆる顔を持つ黒柳が今から約80年前、第2次世界大戦が終わる少し前の激動の時代を背景に、自身の幼少期を自伝的に綴った「窓ぎわのトットちゃん」が原作。198年に出版され日本累計発行部数800万部を突破したほか、中国語、英語、フランス語、ヘブライ語など20以上の言語で出版され、世界累計発行部数は2,500万部超を記録している。
斉藤由貴は、黒柳がNHKの放送劇団に入団して以降、テレビ草創期の現場でのドタバタに巻き込まれつつ、失敗を乗りこえながら唯一無二の女優へと成長していく様子を描いた映画「トットチャンネル」(1987/東宝)、満島ひかりは、黒柳がNHKの専属テレビ女優第1号として活動を開始してからニューヨークへの留学、「徹子の部屋」「ザ・ベストテン」など数々の伝説的なテレビ番組の司会を務め、テレビと共に歩み続けた時代に焦点を当てたドラマ「トットてれび」(2016/NHK)、清野菜名は、父・守綱と母・朝の出会いや弟・愛犬との絆、太平洋戦争を経て描かれる黒柳家の物語、さらに黒柳自身の恋模様などにも触れたドラマ「トットちゃん!」(2017/テレビ朝日)で主演している。
そんな歴代のトットちゃん3名は、本作を観賞しそれぞれ感想を述べる。
「まず思ったことは画の愛らしさ。色の繊細さみたいなものに触れて気づかされる、そんな楽しみ方もあるのかなとすごく感じる。今のこどもたちに一番いいことは「そのままでいいんだよ」と言われることだと思う。それを体現しているのが徹子さん。「あなたはそのままでいい」というメッセージをもの凄く美しく、愛らしく、明るく伝えてくれる映画だと思う」(斉藤)
「よく話の中で日常の小さなところに奇跡が宿るという話を文字や言葉では言うけれど、そのことを徹子さんの生きている姿から本当に感じる。それがアニメーションの画でも、りりあなちゃんの声でも描かれていて、大好きでした!私もトットちゃんが出会った素敵な大人たちのようになりたいなと思う」(満島)
「徹子さんにしか分からなかった頭の中の世界観を、私たちもアニメーションを通して観れるということがとても贅沢。心が綺麗になった気がした。自分がつまずいた時やモヤモヤした時にこの作品を観たら、トットちゃんの明るさや自由さに救われて、自分に考えを考え直せそうな気がした」(清野)
さらに黒柳について3人それぞれが笑顔を浮かべ、心温まるとっておきのエピソードを披露している。
「劇場版ドラえもん」シリーズの八鍬新之介監督がメガホンを取る本作は、何事にも好奇心旺盛でお話好きな小学一年生のトットちゃん(=黒柳徹子)。落ち着きがないことを理由に通っていた小学校を退学になってしまい、東京の自由が丘に実在したトモエ学園に転校することから物語が始まる。強烈なトットちゃんの個性とおちゃめな日常生活、子どもの自主性を重んじる教育を掲げたトモエ学園のユニークな校風、恩師となる小林先生や友人たちとの出会いなどが展開する。
主人公のトットちゃんはオーディションで選ばれた7歳の大野りりあな。トットちゃんが通うトモエ学園の校長である小林先生(小林宗作)を役所広司、トットちゃんのパパを小栗旬、ママを杏、そして、トットちゃんの担任の大石先生を滝沢カレンが演じる。「映画 窓ぎわのトットちゃん」は12月8日から公開。
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