クリス・コロンバス監督、ロビン・ウィリアムズさんのドキュメンタリー作品を構想
2023年11月28日 15:00

故ロビン・ウィリアムズさんの代表作のひとつ「ミセス・ダウト」のドキュメンタリー作品を、同作でメガホンをとったクリス・コロンバス監督が構想していることを明かした。
1993年に製作された同作は、離婚した父親が子どもたちに会いたい一心で、女装して元妻の家庭へ家政婦として潜り込んでの騒動を描いたコメディ。主人公を演じたウィリアムズさんは、ゴールデングローブ賞の最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル)に輝いた。
公開30周年記念イベントに出席したコロンバス監督は、米Insiderにウイリアムズさんの即興演技のアプローチについてのドキュメンタリー作品にしたい意向を明かしたと。本編映像のほか、劇中で使った映像、NG集、舞台裏の映像など、およそ972箱、200万フィートにおよぶフィルムが残っているはずとのこと。「編集者を雇ってその映像を全部見てもらいたい」と語った。
ドキュメンタリー作品では、「ロビンのプロセスをお見せしたい。彼がどのように仕事に取り組んだか、何か特別で魔法のようなものがあり、それを掘り下げるのは楽しいと思います」と、ウィリアムズさんの即興演技にフォーカスする模様。同作はウィリアムズさんの全盛期で、「神のインスピレーション」があったと称賛した。
また、コロンバス監督は、ウィリアムズさんが死去した2014年に続編の話を持ちかけたことを告白。「彼の家に行って、座って話し合ったんだけど、脚本は本当に力作だった。ロビンの唯一のコメントは、『ボス、今回はこんなにスーツを着なきゃいけないんですか?』だった。ロビンにとっては、毎日ダウトファイアの衣装を着てマラソンをしているようなもので、肉体的にきつかったと思う。彼は明らかに年を取っていた。それで話し合ったんだけど、彼はリライトして登場シーンを減らすことを望んでいたと思う」。
また、コロンバス監督は個人的な意見として、「もし彼ら(映画化権を持つスタジオ)が続編をやると決めたら、私はそれについて非常に声を大にするでしょう」と、ウィリアムズさん不在の続編は絶対に望まないと付け加えた。

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