【衝撃カットの連続】血だらけの主人公、目と口を縫った男…古川琴音主演、R15ホラー「みなに幸あれ」戦慄の予告完成
2023年11月24日 10:00

古川琴音がホラー映画初主演を飾る「みなに幸あれ」の予告編とキービジュアルがお披露目。映像では、血だらけの主人公、目と口を縫った男、痙攣(けいれん)する少年、目に血を滲ませ叫びながら迫る家族など、衝撃的なカットが連続している。
監督を務めるのは、2021年にKADOKAWAが開催した、日本で唯一のホラージャンルに絞った一般公募フィルムコンペティション「日本ホラー映画大賞」で、同名タイトルの短編映画が大賞を受賞した下津優太。下津は本作で商業映画監督デビューを果たし、誰も見たことのない斬新な恐怖の世界の創出に挑んでいる。また日本ホラー映画界の重鎮・清水崇が総合プロデュースを手がけている。古川と松大航也らが共演した。
本作には「誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている」というテーマが根底に流れている。ある村を舞台に、この世界の特異な成り立ちに疑問を持った主人公が行動を起こすも、逆にどんどん追い込まれていくさまを描き、「この世界にはある法則が存在する。それを知らないと死ぬことになる」という得体の知れない恐怖と対峙していく。
看護学生の“孫”(古川)は、ひょんなことから田舎に住む祖父母に会いに行く。久しぶりの再会を果たし、家族水入らずで幸せな時間を過ごす。しかし、どこか違和感を覚える孫。祖父母の家には“何か”がいる。そしてある時から、人間の存在自体を揺るがすような根源的な恐怖が迫ってくる。
予告編は、孫が祖父母の家へ向かう途中、道で手助けをした老婆から不可解な言葉を投げかけられるシーンから始まる。やがて孫は、祖父母や近隣住民の言動に違和感を抱き始め、祖母は「この人のおかげで私たちの幸せが成り立っているの」と謎の言葉を発する。狂気に駆られていく孫の不可解な笑顔と、想像をはるかに超えた恐怖の先に炙り出される「“幸せの本質”とは――」という言葉が、不気味に浮かび上がっている。ロックバンド「BASE BALL BEAR」による主題歌「Endless Etude(BEST WISHES TO ALL ver.)」が、恐怖を加速させている。
キービジュアルには、田んぼの真ん中で、赤く充血した片目、血のついた頬、乱れた髪という姿の孫が、尋常ではない雰囲気を醸し出している。そして、「地球上の幸せには、限りがある――」という意味深なコピーが添えられている。
本作は海外のさまざまな映画祭でも上映され、最優秀アジア映画賞を受賞した第27回プチョン国際ファンタスティック映画祭では、「強力なストーリー、独創的なアイデア、ダークユーモア、田舎暮らしという要素が、暗いホラー映画のレシピを完璧に完成させている」と絶賛された。さらに、最優秀監督賞を獲得したMonsters Taranto Horror Film Festivalでは、「コントロールされた演出力をもつ下津優太は、Jホラーの伝統を受け継ぐにふさわしい監督である」とコメントが寄せられている。
「みなに幸あれ」は、24年1月19日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。R15+指定。
(C)2023「みなに幸あれ」製作委員会
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