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上映時間長すぎ? スコセッシ監督「キラーズ」米上映館が無断で休憩時間を挿入

2023年11月7日 11:00

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「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
画像提供 Apple/映像提供 Apple

10月20日からレオナルド・ディカプリオ主演の最新作「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」(マーティン・スコセッシ監督)が世界公開されたが、一部の劇場が無許可で休憩時間を挿入し、物議を醸している。

同作は、1920年代のオクラホマ州オーセージ郡を舞台に、アメリカ先住民連続殺人事件を描く壮大な歴史劇サスペンスだが、少なくとも米コロラド州の1館と、アメリカ国外の複数の劇場で勝手に休憩時間が挿入されているという。3時間26分という上映時間を考慮してのことだと考えられる。

この対応に、同作品を含め、大半のスコセッシ作品の編集を手がけるセルマ・スクーンメイカーは激怒。英ザ・スタンダードの取材に対して、「これは違反ですから、詳しく調べるつもりです」とコメントしている。

ちなみに、前作「アイリッシュマン」の上映時間は3時間29分で、スコセッシ作品史上最長となっている。3時間越えの映画に関して、スコセッシ監督はインドの「Hindustan Times」で擁護。「3時間に対して文句を言う人がいるが、テレビの前で5時間のイッキ見ができるじゃないか。それにたくさんの人が3時間半の舞台劇を見ている。舞台にいるのは生身の役者だから、席を立ったり、歩きまわったりできない。映画にも同等の敬意が払われるべきだ」

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