世界最長のSFドラマ「ドクター・フー」　オリジナルスペシャル3作品の配信決定

2023年11月2日 13:00

世界最長のSFドラマとして知られるイギリスBBCの「ドクター・フー」の60周年を記念し、オリジナルスペシャル3作品が3週連続で、ディズニープラスで独占配信されることが決定。あわせて、予告編（https://youtu.be/IGgQgl_Qn64）もお披露目された。

BBCテレビで1963年に放送を開始した「ドクター・フー」は、「ドクター」と名乗る異星人が仲間とともにタイムマシンで時空を旅しながら、悪と戦うSFアドベンチャードラマ。無限に広がる銀河と無数の文明、新たな友人や危険な敵たちと出会いながら、予測不能な驚きのストーリーが繰り広げられる。

長い歴史のなかで、100を超える賞を受賞し、公式SNSのフォロワーは全世界で約960万人。昨年だけで公式YouTubeでの動画再生回数が1億回に達するなど、母国イギリスだけでなく、世界中で絶大な支持を得ている。

このたび、シリーズ60周年を記念し、オリジナルスペシャル3作品の配信が決定した。2005年から10年まで、10代目ドクターを演じたデビッド・テナントが、14代目ドクターとして復帰。第10代ドクターのコンパニオンだったキャサリン・テイト扮するドナ・ノーブルも、カムバックを果たす。

再会したふたりが立ち向かうシリーズ史上最恐のヴィラン・トイメーカー役には、ニール・パトリック・ハリス（「ゴーン・ガール」「ママと恋に落ちるまで」）。シルビア・ノーブル役のジャクリーン・キング、ショーン役のカール・コリンズ、ケイト・レスブリッジ＝スチュワート役のジェマ・レッドグレイブら、ファンにはなじみ深いキャストも顔をそろえる。

予告編では、ド派手なアクションとともに、「人類が敵」となる衝撃的な展開が、ドクターたちに襲いかかる。ドクターはドナの命を守るため、彼女の過去の記憶を消したにも関わらず、彼女の記憶がいまにも戻り、死に至る危機に晒される事態に直面。不敵な笑みを浮かべるトイメーカーの魔の手から世界を救うため、「相手は俺だ！」と立ち向かうドクター、さらには、15代目ドクター役のンクーティ・ガトワ（「バービー」「セックス・エデュケーション」）の姿も確認できる。ガトワが主演する新シリーズは24年に配信される予定であるため、オリジナルスペシャル3作品はファン必見だ。

「ドクター・フー」の60周年を記念し、配信されるオリジナルスペシャル3作品は、以下の通り。

●「ドクター・フー：スター・ビースト」11月26日独占配信開始
●「ドクター・フー：ワイルド・ブルー・ヨンダー」12月3日独占配信開始
●「ドクター・フー：ザ・ギグル」12月10日独占配信開始