ライアン・ジョンソン監督、「ナイブズ・アウト」第3弾の進行状況を語る

米脚本家組合(WGA)のストライキが終了したことで、ハリウッドでさまざまなプロジェクトが再始動している。そんな中で注目のひとつは、ライアン・ジョンソン監督の「ナイブズ・アウト」シリーズ最新作だ。ジョンソン監督は、ダニエル・クレイグ演じる名探偵ブノワ・ブランを主人公にした2019年の「ナイブズ・アウト　名探偵と刃の館の秘密」と、昨年の続編「ナイブズ・アウト　グラス・オニオン」で殺人ミステリージャンルにおける地位を築き上げている。

ジョンソン監督はこのほど、製作総指揮を務めた「Fair Play　フェアプレー」（クロエ・ドモント監督）のプロモーションで、米The Wrapの取材を受け、すでに「ナイブズ・アウト3（仮題）」の脚本執筆に取り組んでいることを明らかにした。

「ストライキ中は執筆できなかったが、終了後に全力で取り組んでいる。テーマ、設定、映画の内容は頭の中にある。いまはそれを書き留めるだけだ」

群像ミステリー「ナイブズ・アウト　名探偵と刃の館の秘密」の大ヒットを受け、Netflixはその続編2本を4億5000万ドルで購入している。「ナイブズ・アウト3（仮題）」の公開日やキャスト、内容、舞台などの詳細はまだ明らかにされていないが、期待は高まるばかりだ。