高良健吾主演、人間の本質に迫る本格サスペンス「罪と悪」2月公開 大東駿介、石田卓也が共演
2023年10月18日 12:00
ある日、13歳の正樹が殺された。そして同級生の少年たちのうち1人が犯人を殺し、殺害現場となった家に火を放つ。22年間の沈黙を経て罪を背負った幼馴染3人は再会するが、あの時と同じ場所でまた少年が殺される。さびれた町で一体何が起こっているのかを描く問題作となっている。
高良が22年の時を経て罪と向き合う主人公・春を演じる。春は、荒んだ家庭環境に育ち、現在は地元の不良たちを集めた闇の仕事も請け負う建設会社を経営する社長。春と同じく罪を背負いながらも、過去の秘密を隠し大人になった幼馴染で、警察官の家庭に育ち自らも捜査一課の刑事となるが、父の死をきっかけにこの街に戻ってくる晃を大東駿介が演じ、家業の農業を継ぎ現在は引きこもりになってしまった双子の弟・直哉の面倒も見ている朔を石田卓也が演じる。
監督・脚本を務めた齊藤監督は井筒和幸監督作品を中心に、岩井俊二監督・武正晴監督・廣木隆一監督作品等での助監督を経て本作が監督デビュー作となる。
齊藤監督ともともと親交があり、作品が形になる前からオファーを受けていたという高良は「みんなで悩み苦しみ、表現し、ここまで現場に強く結びついた経験は今までなかったと思うくらい、濃い時間でした」と撮影を振り返る。大東は齊藤監督が助監督時代に初監督作品には参加させて欲しいと話していたことを明かし、「この20年、俳優として同じ時代を歩んできた高良健吾さん、石田卓也さんと共にかたちに出来たことを心から嬉しく思います」と共演した二人への思いを語り、石田は「『これだ、待ってたよ!』と思う役に出会える事は滅多にありませんが、まさにそれでした」と役柄への思い入れを語る。
齊藤監督は完全オリジナルの脚本となる本作について、「最後に出した答えも正しかったのかは分かりませんが高良さん、大東さん、石田さんの3人が導き出してくれた結末は自分も考えていなかった時を超えてのアンサーでした」と述懐している。
■春役:高良健吾
齊藤さんが助監督の頃から知っていて、オファーを頂いた当時はご近所さんでした。
たまたま道で会うことが多く、そこで「罪と悪」のまだ形になる前の話をして頂き、「その時が来たら、高良にお願いしたい」と言って頂きました。
それが数年前の話です。
あの時、道端でコーヒーを飲みながら話していた企画がやっと形になるという事でとても嬉しかったです。
齊藤さんの初監督作品。なにがなんでも齊藤監督の力になりたいと思いました。
現場はとにかく刺激的で、齊藤さんの想いを、現場のみんながどうにか表現しようと必死でした。
齊藤さんの地元である福井の方々の協力も手厚く、感謝しかありません。
みんなで悩み苦しみ、表現し、ここまで現場に強く結びついた経験は今までなかったと思うくらい、濃い時間でした。
福井での撮影で、地元の方々と仲良くなり、今でも思い出すくらい特別なものになりました。
2022の夏に、現場のスタッフ、キャスト、福井の方々の協力によって出来上がった「罪と悪」は、明るく、見やすい作品ではなく、問題作だと思いますが。
この世の中に堂々と向き合ってお届けできればと思います。お楽しみに。
齊藤勇起初監督作には是非参加させてほしい。
映画「草の響き」撮影時、函館のスナック青りんごのカウンターで、当時助監督を務めていた齊藤氏と約束をしたあの夜の出来事が現実になりました。
この作品を齊藤監督の故郷、福井県の最高のロケーションで
この20年、俳優として同じ時代を歩んできた高良健吾さん、石田卓也さんと共にかたちに出来たことを心から嬉しく思います。
歪な過去を背負った3人の幼馴染の物語。
撮影オールアップ時、深夜、僕たちの頭上に3羽の真っ白な鳥が旋回していました。
夢のような時間でした。
この作品が皆様に届く日を楽しみにしています。
脚本を読ませて頂いて最初に、朔という役に良くも悪くも人間臭さを感じました。
「これだ、待ってたよ!」と思う役に出会える事は滅多にありませんが、まさにそれでした。
撮影現場で共演者の方とお芝居をすると、やはり脚本を読んでいるだけではわからない心の動きや、空気感がたくさん出てきて
一瞬一瞬の緊張感がありました。どんなシーンになるのか演じている僕達がとても楽しみです。
一方で現場は映画内容とは真逆でとても穏やかで、監督がとてもフレキシブルにその場で出たアイデアを柔軟に取り入れているのが印象的でした。
映画を観る前それから観た後で、タイトルにもなっている「罪と悪」について皆さんがどんな想いを抱いていただけるのか?
自問自答してどんな答えを出していただけるのか?皆さんと共有できたら嬉しいです。お楽しみにしてください!
遠い記憶の中でずっと引っかかっていた出来事から着想したオリジナルストーリーです。後悔の念と共に封じ込めてた記憶と向き合うことで少しずつ前進しては後退しての繰り返しでなかなかゴールまで辿り着けませんでした。
最後に出した答えも正しかったのかは分かりませんが高良さん、大東さん、石田さんの3人が導き出してくれた結末は自分も考えていなかった時を超えてのアンサーでした。
この作品への俳優部、スタッフの志の純度の高さが後押ししてくれて出来上がった結果です。映画はお客さんの皆さんに観ていただくことで本当の終わりを迎えます。多くの方と共に結末を見届ければこれほど喜ばしいことはありません。
いつの日かこの映画について一緒に語り合える日を待っています。どうぞよろしくお願いします。
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