「バービー」監督を不安にさせたシーンとは?
2023年10月12日 13:00

2023年の最大のヒットとなった「バービー」のグレタ・ガーウィグ監督が、イギリスで開催中のBFIロンドン映画祭に出席。ワークショップに登壇したガーウィグ監督は、同作をこれまで手がけた映画のなかでもっとも楽しんだ一方で、自己疑念をずっと抱えていたと告白した。
特に、不安を抱えていたのは、ライアン・ゴズリング演じるキャラクターが歌う「I’m Just Ken」にあわせて描かれるバトルシーンだったという。「あのシーンは特に、私をワクワクさせ、とても幸せにしてくれる選択でいっぱいだったけれど、家に帰る車のなかで、『ぜんぜんダメかも』って思っていたの」
「バービー」が封切られた週末、ニューヨークにいたガーウィグ監督は自ら映画館に足を運び、観客の反応を確認して胸をなで下ろしたという。
「バービー」は世界累計興収14億ドルを超えており、今年公開された映画のなかでNo.1のヒットとなっている。ガーウィグ監督は現在、新作の執筆に取り組んでいるという。詳細は明らかにしていないが、「バービー」の執筆時と同様、「また悪夢を見ているから大変」とコメントしている。
(C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント