オバマ元米大統領、ジュリア・ロバーツ主演作の脚本にアドバイス
2023年9月30日 08:00

作家ルマーン・アラムの小説をもとにしたNetflixのディザスター映画「終わらない週末」のサム・エスメイル監督が、自身が手がけた同作の脚本にバラク・オバマ元米大統領からアドバイスがあったことを明かした。
原作はニューヨーク州ロングアイランド島を舞台に、アマンダとクレイ夫妻が子どもたちと貸別荘で休暇を楽しもうとしていたところ、別荘の所有者である中年カップルが突如現れる。彼らは大停電で機能停止となった街から避難してきたとのこと。インターネットもテレビもラジオも電話も使えなくなり、奇妙な衝撃波音が響き渡ると、動物たちがあらぬ方向へと逃げ出していく。アマンダとクレイは裕福な白人一家、別荘オーナーは裕福な黒人カップルで、精神的にも肉体的にも疲弊する彼らの間に緊張感が高まっていく、という内容のようだ。原作は2020年10月にアメリカで出版され全米図書賞にノミネートされたほか、オバマ元大統領の21年夏のブックリストに選出されるなど高評価を獲得した。
Netflixの新作映画は、オバマ元大統領とミシェル夫人の製作会社ハイヤー・グラウンド・プロダクションズがプロデュースする初のフィクション作品で、主人公のアマンダとクレイ夫妻をジュリア・ロバーツとイーサン・ホーク、別荘のオーナーをマハーシャラ・アリ、その娘をマイハラ・ヘロルドが演じている。
これまで人気ドラマ「MR.ROBOT ミスター・ロボット」やロバーツ主演ドラマ「ホームカミング」を手がけてきたエスメイル監督は、新作について米バニティ・フェア誌のインタビューに「草稿の時点では、実際に撮影した映画より挑戦的な内容だった。でも、オバマ元大統領が自らの経験をもとに、現実ではどのように事態が展開する可能性があるのか教えてくれたことで、考え直すことができたんだ」と、オバマ元大統領から脚本のアドバイスとなるメッセージを受け取り、自身の悲観的すぎた視点に気づいたことを明かす。
「終わらない週末」は12月8日からNetflixで配信スタート。
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