松本幸四郎×市川染五郎で描く“鬼、新時代” 「鬼平犯科帳 血闘」特報&ビジュアル公開
2023年9月24日 05:00
松本幸四郎が主演を務め、長男の市川染五郎も参加している映画「鬼平犯科帳 血闘」の特報映像とティザービジュアルが、このほど公開された。
時代小説の大家・池波正太郎氏の三大シリーズの一つとして知られ、累計発行部数3000万部を超える大ベストセラー時代小説「鬼平犯科帳」を原作に、“新たな鬼平”として十代目・松本幸四郎を主演に迎え、「鬼平犯科帳」SEASON1(シーズンワン)と銘打ち、テレビドラマ(3作品)と劇場版(1作品)を新たに製作。2024年1月放送・配信予定の2時間スペシャル「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」、同年5月10日公開の劇場版「鬼平犯科帳 血闘」、また劇場版と同時期に放送・配信予定の連続シリーズ「鬼平犯科帳 でくの十蔵」「鬼平犯科帳 血頭の丹兵衛」の計4作品が生み出される。
ビジュアルでは、放蕩無頼な青春時代を送り、「本所の銕(てつ)」「鬼銕(おにてつ)」の異名で恐れられていた“若き日の鬼平”長谷川銕三郎を演じる染五郎と、時を経て、江戸市中内外の凶悪犯罪を容赦なく取り締まる「火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)」の長官となり、盗賊から「鬼の平蔵」「鬼平」と恐れられる長谷川平蔵を演じる幸四郎の姿が映し出される。その鬼気迫る表情から、本作のキャッチコピーである「鬼、新時代。」をまざまざと感じさせる仕上がりとなっている。
これまでの映像作品でほとんど描かれることのなかった長谷川平蔵の“過去(=長谷川銕三郎)”と“現在(=長谷川平蔵)”を対比させることで、「放蕩無頼のならず者」から「火付盗賊改方の長官」となるまでの時の経過を表現。まさに「新たな鬼平」にふさわしいビジュアルとなった。また、「鬼平犯科帳」の象徴ともいえる“火盗提灯(かとうちょうちん)”もビジュアルの随所にちりばめられている。
特報は「鬼平犯科帳 血闘」に加え、2時間スペシャル「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」バージョン(https://youtu.be/FlGcxeDjbuY)も解禁。池波正太郎生誕100年企画として、2部作連続公開した映画「仕掛人・藤枝梅安」でも用いられた“梅安と鬼平のテーマカラー”である「黄色」をキーカラーとして構成された画作りとなっている。
「鬼平犯科帳 血闘」は、24年5月10日に公開。