米脚本家組合と制作側が再交渉を開始 メディア4社のCEOも参加
2023年9月22日 08:00

米脚本家組合(WGA)と業界団体Alliance of Motion Picture and Television Producers(AMPTP)が、交渉を再開させたことを共同声明で明らかにした。
「WGAとAMPTPは本日交渉のための会合を開き、明日再度会合を開く予定だ」
声明文は短いが、これまでの交渉の後では互いが相手を非難する声明を発表していたことを考慮すると、話し合いが順調に進んでいる証拠と捉える向きが多い。あるスタジオ関係者は、「今回はこれまでとは違ったように感じる」と話している。
なお今回の交渉で、AMPTPからは交渉人だけでなくディズニーのロバート・アイガーCEO、Netflixのテッド・サランドス共同CEO、NBCユニバーサルのドナ・ラングレー会長、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデビッド・ザスラフCEOと、強い影響力を持つエンタテインメント業界の重鎮が同席。労使対立を一刻も早く終結させようというというAMPTPの意志の表れとみられている。
CEOたちは深夜まで交渉が続くことを予想してスケジュールを空けていたが、実際には夕方までにこの日の会議は終了。翌日も引き続き交渉に参加するという。業界を代表するトップのCEOたちが同席したことで、労使交渉が新たな局面を迎えている。
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