綾野剛が「紅」でシャウト! 特報完成、ノリノリのヤクザが中学生をカラオケへ誘うティザービジュアルも
2023年9月12日 04:00

綾野剛が主演し、和山やま氏の人気漫画を映画化する「カラオケ行こ!」の特報(https://www.youtube.com/watch?v=jX3nErNcaD8)とティザービジュアルがお披露目。映像には、歌が上手くなりたいヤクザ・成田狂児と合唱部部長の中学3年生・岡聡実の奇妙な出会いと、狂児の「紅」にのせたシャウトが切り取られている。
原作は、合唱部部長の中学生が、突然ヤクザにカラオケに誘われ、歌の指導を頼まれるという奇抜な設定、ゆるい笑い、エモーショナルな展開が人気を呼び、累計発行部数55万部を突破したコミック(ビームコミックス/KADOKAWA刊)。綾野がヤクザの狂児役を担い、7月期のドラマ「トリリオンゲーム」で主人公ハル(目黒蓮)の中学生時代を演じた新星・齋藤潤が、物語の鍵を握る中学生・聡実役を務める。山下敦弘(「1秒先の彼」)が監督、野木亜紀子(ドラマ「MIU404」)が脚本を担う。
特報は、思春期を迎え変声期に悩む聡実が、突然現れたヤクザ・狂児からカラオケに誘われる場面でスタート。聡実は中学校生活最後の合唱祭に向けて頑張ろうとしていたが、狂児の登場で、日常が一変。嫌々ながら連れていかれたカラオケ店では、狂児の持ち歌である「X JAPAN」の「紅」を聞かされる羽目に。誰もが知っているフレーズ「紅だァ~!!」がインパクト抜群に響き渡る。ふたりのありえない青春模様や、それぞれの悩みも垣間見える。声優の伊東健人が、ナレーションを担当している。
映像には、狂児と聡実の物語を彩るキャラクターたちが続々登場。狂児と同じく、組のカラオケ大会に向けて練習を重ねるヤクザたち――大会万年最下位脱出を企む“ハイエナの兄貴”こと小林(橋本じゅん)、声がカスカスな熱血ヤクザ・唐田(やべきょうすけ)、ビブラートの癖が強すぎる銀次(吉永秀平)、去年最下位だったため、組長によるひどい刺青の餌食となった“キティの兄貴”こと尾形(チャンス大城)、前職は幼稚園の先生とは思えないほど強面な峯(RED RICE/「湘南乃風」)が、カラオケボックスに集うさまが確認できる。狂児を悩ませるカラオケ大会の主催者であり、絵心ゼロの刺青を彫る祭林組組長(北村一輝)、聡実が部長を務める合唱部副顧問・森本もも先生(芳根京子)の姿も確認できる。
あわせて、ティザービジュアルもお披露目された。既報のファーストルック、ウルトラティザービジュアルで、聡実をカラオケに誘い続けてきた狂児。ティザービジュアルでは、ようやく店の前まで連れ出すことに成功している。「さぁ、楽しいレッスンの始まりや。」というキャッチコピー通り、ノリノリな狂児に対して、どこか不服そうな表情の聡実。全く相容れないふたりの感情を、ポップかつコミカルに表現している。
「カラオケ行こ!」は、2024年1月に公開。
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