中島健人は「演出家気質」 水田伸生監督&堤真一が指摘
2023年9月12日 20:21

Sexy Zoneの中島健人が9月12日、東京・ウォーターズ竹芝プラザで開催された主演映画「おまえの罪を自白しろ」プレミアイベントに出席。メガホンをとった水田伸生監督から「これまでの出演番組を見て陰を感じた」と独特な表現で個性を称賛された。イベントには堤真一、池田エライザ、山崎育三郎、中島歩、美波も出席した。
人気作家・真保裕一の同名小説を、映画「謝罪の王様」や「あやしい彼女」などの水田監督で映画化した本作。国会議員・宇田清治郎(堤)の長女・麻由美(池田)の娘が誘拐され、犯人から清治郎の犯した罪を告白しろという要求が来る。清治郎の次男で秘書をしている晄司(中島)は、家族の命を救うために真実を暴こうと立ち上がるが――。

水田監督はこれまで中島が出演している作品や番組などを見て「俳優としての魅力があるのはもちろんですが、健人くんには演出家気質がある」と指摘。共演した堤も「そういう部分は感じることがありました」と追随すると、水田監督は「常に全力投球であるのですが、物事に対して客観性を持っている。それがこの物語が求めている次男像にピッタリだと思った」と起用理由を明かす。
さらに水田監督は「いろいろな作品を観ていて、健人くんにちょっと陰を感じたんですよね」と告げる。中島は「光ではなく?」と切り返すと、水田監督は「もちろん光があるから陰ができるわけで。その陰は、健人くんの演出家気質なところからきているのかなと思ったんです。物事と距離をとっているように見える」と説明する。


中島は「確かに俯瞰で見ることは大切にしています」と述べると「生きる上で自分の人生の立ち位置は、必ず把握しないといけない。映画を作るうえでも、音楽を作るうえでも、コンサートを作るうえでも、すべてに共通して、いま自分がどの立ち位置にいるのかというのは、モノづくりをしていくうえで重視しています」と水田監督の言葉が腑に落ちた様子を見せる。さらに中島は「そうした部分をすくい取っていただいたというのは、役者冥利に尽きます。ありがとうございます」と感謝を述べていた。

この日のイベントには約300人のファンが駆けつけた。中島の一挙手一投足に大歓声があがり、大きな盛り上がりを見せるなか「生きているうちに人はいろいろな境遇に置かれます。そこで新たな道に進むとき、いかに自分の決断が信じられるか。映画をご覧になった方も、自分も前向きな気持ちで希望の未来を切り開けるようになれば」と作品に込めた思いを語っていた。
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