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バービー人形発明者の実話がテレビシリーズ化?

2023年8月31日 16:00

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大ヒット人形たちのダークサイドが明らかに?
大ヒット人形たちのダークサイドが明らかに?
Photo by Vicky Kasala/Getty Images

世界的大ヒットを記録中の映画「バービー」の題材となった、マテル社のバービー人形の発明者であるルース・ハンドラーの物語がテレビシリーズ化される可能性があることが分かった。米Deadlineが第一報を報じた。

Deadlineによれば、米CBSスタジオは脚本家組合によるストライキが始まる以前に、サンディエゴ大学ロースクール教授で作家のオーリー・ローベルの著書「You Don’t Own Me: How Mattel V. MGA Entertainment Exposed Barbie’s Dark Side」をシリーズ開発のために獲得していたようだ。

2017年に出版された同著は、バービー人形の発明者ルース・ハンドラーと、後発のライバルにあたるブラッツ人形の発明者カーター・ブライアントのエピソードを中心に、バービーが巻き起こした文化革命、その後の反発、熾烈な人形マーケットの暗部を探ったノンフィクション。ブライアントはバービー人形を製造するマテル社に勤務する傍らで人形のデザインをはじめ、ブラッツ人形のコンセプトを競合企業のMGA社に売り込んだことで、10年にわたる裁判劇を引き起こした。

実在のルース・ハンドラーは、バービー人形の大ヒットでマテル社社長として一時代を築くが、不正会計の疑いが浮上し退任。映画「バービー」でも重要キャラクターとして登場し、リー・パールマンが演じている。


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