映画「OUT」倉悠貴、醍醐虎汰朗、水上恒司の一触即発な場面写真披露　JO1メンバーの特攻服姿も

2023年8月30日 12:00

倉悠貴、醍醐虎汰朗、水上恒司、与田祐希（「乃木坂46」）、そして「JO1」の與那城奨、大平祥生、金城碧海が出演する品川ヒロシ監督作「OUT」の場面写真が一挙披露された。

原作は、累計発行部数650万部を突破した「ヤングチャンピオン」（秋田書店）で連載中の人気ヤンキー漫画。品川が自身の青春時代を綴り、自らの手で実写映画化したベストセラー小説「ドロップ」の後日談で、品川の中学からの友人である井口達也の青年時代を詰め込んだ実録物語となっている。

主人公・井口達也役は倉が担い、暴走族「斬人（キリヒト）」総長の丹沢敦司役を醍醐、副総長の安倍要役を水上が演じるほか、特攻隊長の長嶋圭吾役で與那城（「JO1」）、親衛隊長・目黒修也役で大平（「JO1」）、ルーキー・沢村良役で金城（「JO1」）が実写映画初出演を飾る。ヒロイン・皆川千紘役は与田（「乃木坂46」）が務める。

暴走族「東京狛江愚連隊」特攻隊長として暴れまくり、「狛江の狂犬」と恐れられた伝説の超不良・井口達也が少年院から出所した。達也は、地元から遠く離れた西千葉の叔父叔母に引き取られ、更生を目標に焼肉店「三塁」で働きながらの生活を始める。次にケンカをすれば即アウトな達也だが、出所初日に暴走族「斬人」副総長の安倍が現れ、この出会いから達也の壮絶な更生生活が始まる。

場面写真に切り取られているのは、少年院から出所したばかりの達也（倉）と、そんな彼と深い関りをもつことになる暴走族「斬人」のメンバーの姿。保護観察中の達也が鋭い眼光で凄む緊迫感あふれるシーンや、「斬人」の面々に取り囲まれる様子、さらに、「斬人」副総長の安倍（水上）との一触即発な睨み合いなどが収められている。さらに、特攻服を着て集結する「斬人」を捉えたカットでは、圧倒的オーラとカリスマ性でチームをまとめる総長・丹沢（醍醐）をはじめ、「JO1」の與那城、大平、金城の姿も確認できる。

品川監督は「映画を撮りはじめるきっかけになったジャンルである“ヤンキー映画”“不良モノ”は、WOWOWのドラマ『ドロップ』とこの映画『OUT』で最後、撮り収めのつもりで、やりたいことを全部詰め込もうと思っていました」と語る。「自分も楽しく読ませて頂いている原作コミックの魅力もあるし、映画らしいアクションも見せたい、男のバカみたいなところも描きたい」と話し、「喧嘩をせずに耐えなきゃいけない達也として、倉くんのナイーブな一面やセンシティブな芝居が活きてきて、高度なアクションも要求したので肉体的にも毎日相当しんどく大変だったと思いますが、非常に素晴らしい表現をしてくれました」と主演を務めた倉に称賛を送った。

映画「OUT」は、11月17日に全国ロードショー。