「パリピ孔明」ディーン・フジオカが劉備役で全編中国語に挑む!「なかなかのムチャブリ(笑)」 特報も完成
2023年8月19日 06:00
ディーン・フジオカが、向井理が主演する水10ドラマ「パリピ孔明」に劉備役で出演することがわかった。あわせて、フジオカが中国語ナレーションに挑んだ特報(https://youtu.be/3RU93SpotEo)が初披露された。
原作は、「ヤングマガジン」(講談社)で連載中の累計発行部数160万部超の同名人気コミック。中国三国時代の名軍師・諸葛孔明が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人の少女を軍師のごとく成功に導いていく音楽青春コメディ。向井が諸葛孔明役を務め、上白石萌歌が歌手を目指す月見英子役で初共演する。
フジオカが演じるのは、「魏」「呉」「蜀」という三つの国が天下の覇権争いをしていた三国時代、天才軍師・諸葛孔明が仕えた「蜀(蜀漢)」の皇帝・劉備役。劉備は孔明の主君であり、かつて二人は、「天下泰平の世を作ろう」と約束していた。劉備の死後も一人約束を果たすべく尽力する孔明だったが、夢は叶わず亡くなってしまう。その後、現代の渋谷へと転生した孔明は、時折、三国時代のことを思い出しては劉備の幻影を見ることになる。
日本のみならず、中華圏や北米でも活動するマルチリンガルのフジオカは、本作で全編中国語セリフに挑戦し、ナレーションも務める。今回の挑戦に対してフジオカは「いわゆる時代劇風の普段使わないような慣れない言い回しが多かったので、なかなかのムチャブリでした(笑)」と心境を明かす。そして、「原作ファンの方はもちろんのこと、原作を知らないがもともと三国志ファンの方、果ては三国志自体を全く知らない方にも是非見て頂きたい作品です。特に、中華圏の視聴者には新感覚で楽しんでもらえる作品ではないかな、と思います」とアピールした。
特報は、2023年ハロウィーンの渋谷に転生した孔明が不可解な表情で周囲を見渡すシーンで始まる。そして上白石演じる英子との出会いが描かれ、森山未來、菅原小春、宮世琉弥、八木莉可子、関口メンディーら豪華キャストの姿を見ることができる。映像の後半では、星形サングラスを着用した孔明がド派手なバイクに乗って登場するシーンも収められ、本編への期待が高まる。
「パリピ孔明」は、9月27日よりフジテレビで毎週水曜午後10時から放送。初回は初回15分拡大で放送される。フジオカのコメント全文は以下の通り。
子どもの頃から三国志が大好きで、最初の出会いが横山光輝作品だった自分にとって、三国志と言えば劉備。今回、まさにその劉備を演じる機会を頂き、非常に光栄でした。
また、本作のプロデューサーの八尾さんとは、過去の出演映画作品ではもちろん、音楽キャリアにおいても、楽曲『Echo』のMV制作など、重要なタイミングでご一緒しているので、今回も必ずや記憶に残るプロジェクトになるという確信とともに出演させて頂きました。
台本を読み進めて、なんてぶっ飛んだ作品なんだと思いました(笑)。想像していた三国志作品とは全然違うお話でしたが、コメディーの中にも個性的なキャラクターたちが存在し、それぞれの生き様が表現されていて、胸にグッとくる場面がありました。また、音楽をなりわいとしている身としても非常に興味深いストーリーでした。
劉備は現代に転生した孔明の生き方にも強く影響を与える“圧倒的リーダー”の風格を持つ人物です。その風格を出すために、どんな表現で、どんなしぐさをすれば良いのか、渋江(修平)監督の演出指示をもとに演じさせて頂きました。
個人的には、これまで世に出ている、数ある三国志の実写作品の中で、高希希(ガオ・シーシー)監督の『新三国 Three Kingdoms』から多大な影響を受けてきたので、今回の劉備像を思い描く上でも、事前に参考にさせて頂きました。
全編中国語での演技とナレーションを担当させて頂きましたが、いわゆる時代劇風の普段使わないような慣れない言い回しが多かったので、なかなかのムチャブリでした(笑)。準備には苦労しましたが、この作品の魅力をさらに底上げできることを願って、現場ではリラックスした雰囲気の中で挑戦させて頂きました。
壮大なスケールで描かれているこの作品。原作ファンの方はもちろんのこと、原作を知らないがもともと三国志ファンの方、果ては三国志自体を全く知らない方にも是非見て頂きたい作品です。
特に、中華圏の視聴者には新感覚で楽しんでもらえる作品ではないかな、と思います。個性的なキャスト・スタッフが渋江監督のもとに集結し、どんな世界を魅(み)せるのか? この秋の放送を楽しみに待っていて下さい!
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