クリストファー・ノーラン監督、おバカコメディ映画「タラデガ・ナイト オーバルの狼」を絶賛
2023年8月15日 22:30

クリストファー・ノーラン監督といえば、その緻密なストーリー構造と深いテーマで知られるが、映画の好みが意外にも幅広いことが明らかになった。
「原爆の父」を題材にした「オッペンハイマー」が話題を集めているノーラン監督は、先日、米ラジオ番組の「The Rich Eisen Show」に登場。その場で、お気に入り映画のひとつとして、2006年のコメディ映画「タラデガ・ナイト オーバルの狼」(アダム・マッケイ監督)を挙げたのだ。
「タラデガ・ナイト オーバルの狼」はアメリカの人気カーレース“NASCAR”を舞台に、ドライバーとしての才能を発揮し頂点に登り詰めた男(ウィル・フェレル)の転落と復活への道のりをコミカルに描く作品。「『タラデガ・ナイト オーバルの狼』のテレビ放送を見つけたら、チャンネルを替えることができない」とノーラン監督は告白。スタンリー・キューブリック監督作品の大ファンであることを公言しているノーラン監督だが、同作もコメディ映画として傑作だと断言する。
ノーラン監督はこの映画がよっぽどお気に入りのようで、米エンターテインメント・ウィークリーの取材でも「シンプルでありながらも非常に魅力的なストーリーとキャラクターが描かれており、何度見ても飽きることがない」と絶賛している。
ノーラン監督といえばダークな作風で知られるが、映画ファンとしてはかなり柔軟な嗜好の持ち主のようだ。
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