ハリウッドのトップスター、俳優支援に1人当たり100万ドルを寄付
2023年8月9日 12:00

ストライキ中の俳優たちを支援するために、米人気俳優のドウェイン・ジョンソンが米俳優組合(SAG-AFTRA)の基金に100万ドルを寄付したことが報じられたが、すぐにジョージ・クルーニーやメリル・ストリープら、トップスターが後に続いていることが明らかになった。
組合員の生活を支えるため、SAG-AFTRA基金は個々のメンバーに最大1500ドルの助成金を用意。健康問題など深刻な危機にある終身会員は、最大6000ドルの緊急援助を受けることができる。だが、同基金には16万人という組合員の生活を数カ月にわたって支えるだけの蓄えがない。そこで、スト決行を宣言した7月13日、SAG-AFTRA基金の会長であるコートニー・B・バンスとエグゼクティブディレクターのシド・ウィルソンは、高収入のトップ俳優2700人に寄付を求めるメールを送付している。
この訴えに、次々とトップスターが答えている。ジョンソンに続き、クルーニーとアマル・クルーニー、マット・デイモンとルシアナ・デイモン、レオナルド・ディカプリオ、ヒュー・ジャックマンとデボラ=リー・ファーネス、ニコール・キッドマン、ジェニファー・ロペスとベン・アフレック、ライアン・レイノルズとブレイク・ライブリー、ジュリア・ロバーツ、アーノルド・シュワルツェネッガー、ストリープ、オプラ・ウィンフリーらが寄付をしており、合計金額は1400万ドルとなったという。
「ウェイター、清掃員、タイピスト、そして失業者の列での日々をいまでも覚えています」と、ストリープは声明を発表。「このストライキを行うことで、巨人に対抗するために長い闘いを続ける人々の支援ができることを幸運に思います。私たちの職業から人間性と人間としての尊厳を奪おうとする強力な企業に対して、ともに強く立ち向かいましょう」
なお、SAG-AFTRA基金によれば、緊急援助を必要としている会員は7000人から1万人いるという。
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