超巨大ザメと戦うとしたら、武器は槍が正解？　飼育員が解説＆さかな芸人ハットリとサメトーク

海洋探査チームが発見してしまった、200万年前に実在した恐竜をも超える最恐の巨大ザメ“MEG”（メガロドン）。バス2台分以上、牙1本25センチ以上という巨体が群れをなし、本作ではさらなる巨大生物までも出現する。

夏休み真っ只中の会場には、子どもたちや大勢の家族連れ、カップルが多数来場し、場内は満席。さかなに関しての知識はお笑い界No.1を誇る、さかな芸人ハットリが拍手に包まれながら登場し、SNSで注目を集める替え歌ネタを披露することに。軽快なリズムで、サメの雑学をひたすら歌い続け、会場を盛り上げた。

その後、もう一人のゲストとしてタツノオトシゴ、サメ、エイなどの生き物や深海生物の飼育を担当している荒川氏が登場。シーパラダイス内で一番MEGに近いサメを聞かれた荒川氏は「サメを触れるコーナーの真向かいの水槽にいるとっても大きなシロワニでしょうか。サメなのにワニと名がついていますが、圧倒的な大きさで4メートル弱のものもいます。見た方はびっくりされるかと思います」と回答。さらに、MEGの顔つきと似ているサメについても「八景島シーパラダイス内の鰯がいる大きな水槽で飼育されているハナザメ。メジロザメなので、MEGとは少し離れた分類となりますが顔つきも似ています」と紹介した。

サメにまつわるトークの後、話題は本作の内容に。主演のジェイソン・ステイサムがMEGと戦うシーンが大きな見どころの一つだが、実際に八景島シーパラダイスにMEGが現れたらどうするかという質問に、ハットリは「釣りが好きなんでぜひ、釣ってみたいですね！　ただ一つ問題点があって、八景島って釣り禁止なんですよね（笑）」、荒川氏は「このサイズだとイメージつかないですが、誰よりも遠くに逃げるかもしれないです（笑）」と対照的な回答。

また、MEGに挑む際の武器が槍であることに対して、荒川氏は「いいところを突いてるんじゃないかなと。目とか柔らかい部分は弱点ですからそこを狙うのは有効です！」と解説。

最後に、ハットリは「本当に、魚好きとしてもみても面白い！　シンプルにハラハラドキドキできますから、この夏の思い出にぜひ見てほしいです」、荒川氏は「この映画をぜひとも楽しんでいただきたいですが、あわせて、サメと触れ合える八景島シーパラダイスのコーナーも楽しんでください！」とアピールしていた。

「MEG ザ・モンスターズ2」は、8月25日から全国公開。八景島シーパラダイスには、本作の公開を記念して、映画告知スペースやMEGのパネルのフォトスポットが8月10日まで設置されている。