山本晋也監督30年ぶりの新作映画始動、コロナ問題を“清く正しく厭(いや)らしく” 変わらぬ語り口のコメント動画公開
2023年8月5日 07:00

1960年代から発表したピンク映画のほか、エイズ、ハンセン病、原発など、常に社会問題に向き合ってきた山本晋也監督の30年ぶりの新作映画が始動することが発表された。
山本監督が新作に選んだテーマは新型コロナウイルス。コロナを患ったという噂を立てられた一軒家を舞台に集落から孤立し、差別を受ける家族が社会に立ち向かうヒューマンエンタテインメントとなる。脚本は、今年「夜明けまでバス停で」でキネマ旬報ベスト・テン日本映画脚本賞などを受賞した梶原阿貴。撮影は今秋から開始される。
2020年春。とある地方の村で60年以上暮らす永野家に、東京の大学に通う孫娘が帰省する。孫娘が持ち込んだコロナウイルスが家族に感染したという噂が、村中で広まったことから、一家全員が隔離生活を送ることになる。閉塞空間の中で、ストレスは極限に達し、そのうち各々の秘密や嘘が露呈する。村八分にされた永野家は地域住民から受ける差別にどう立ち向かうのか――。
このほど、同作制作支援のクラウドファンディングを8月5日から開始(https://motion-gallery.net/projects/yamamotogumishinsaku)する。エンドロールに支援者の名前を記載、完成披露上映会招待など様々なプランが用意されている。また、山本監督からの動画メッセージも公開された。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なにこれ!!? 全員主役級キャストがクセ“マシマシ”異常者に
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント