濱口竜介監督最新作「悪は存在しない」、第80回ベネチア国際映画祭コンペティションに出品
2023年7月25日 19:57

第80回ベネチア国際映画祭のラインナップ発表が7月25日(現地時間)に行われ、「ドライブ・マイ・カー」の濱口竜介監督最新作「悪は存在しない」がコンペティション部門に出品され、ワールドプレミア上映されることがわかった。
「悪は存在しない」は、第74回カンヌ国際映画祭脚本賞はじめ4冠、第94回アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」(21)で初顔合わせした濱口監督と石橋英子(音楽)による共同企画。石橋がライブパフォーマンスのための映像を濱口に依頼しスタートした、ふたりによる「音楽×映像」プロジェクトから、その音楽ライブ用の映像を制作する過程で完成した106分の長編劇映画だ。
また、「悪は存在しない」と共通の映像素材からつくられた石橋英子の音楽ライブ用サイレント映画「GIFT(ギフト)」は、10月にベルギーで開催されるゲント国際映画祭で初お披露目となり、それ以降、石橋によるライブ・パフォーマンスとともに世界各地で上映が予定されている。
ワールドプレミア上映及び記者会見には、濱口監督、石橋のほか、出演の大美賀均(おおみかひとし)、西川玲(にしかわりょう)、小坂竜士(こさかりゅうじ)、渋谷采郁(しぶたにあやか)らが参加予定となっている。
■濱口竜介監督
「悪は存在しない」は元々、石橋英子さんからのライブパフォーマンス用映像依頼を受けたことをきっかけに制作が始まりました。石橋さんとデモ的な音楽と映像をやり取りするうちに、「ミュージックビデオのようなものは自分には撮れない、普段やっているように映画として演出しないと石橋さんの音楽に太刀打ちできない」という思いが固まり、物語映画の脚本を書き下ろしました。その物語映画のフッテージからライブ用映像を作ろうと考えたのです。
2年前、海外のプロモーターの方から、“映像と一緒にライブをやってみる気はないか?”という漠然とした提案をいただきました。
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