ディズニーCEOの任期、2026年まで延長
2023年7月19日 22:30

ウォルト・ディズニーのロバート・アイガーCEOが、2026年までその地位に留まることが決定した。
アイガーといえば、05年にCEOに就任して以来、ピクサー(74億ドル)、マーベル(40億ドル)、ルーカスフィルム(40億ドル)、21世紀フォックス(713億ドル)といったメディア企業を買収し、巨大帝国を築き上げたことで知られる。アイガーは同職を21年にボブ・チャペックに譲ったものの、チャペック氏は「ブラック・ウィドウ」の配当をめぐり主演のスカーレット・ヨハンソンと揉め、米フロリダ州での「ゲイと言うな(Don’t say gay)」法案に反対声明を出しそびれるなど、その指導力に疑問符がついていた。21年初頭には190ドルに近づいていた株価が急落したことが決定打となった。
22年、アイガーは役員会の要請を受けてCEOに復帰。最優先事項は24年の任期終了までに後継者探しをすることだと発言していたが、このたび、26年末までCEOを務めることに同意したという。
「私がディズニーに戻ってからわずか7カ月の間に、私たちのビジネスのほぼすべての面を詳細に調査し、私たちが直面している広範な経済環境と業界の大変動という課題を完全に理解した」とアイガーCEOは明言。
「私が戻った初日から、既存の構造的な問題と効率性の問題に対処するために重要で時には困難な決定を下し始めています。それにもかかわらず、ディズニーの長期的な未来は非常に明るいと信じています。しかし、この変革作業が完了する前に達成すべきことがまだあります。私の後任が舵を取る時、ディズニーが強固な位置にあることを約束したいので、私は取締役会の要請に応じて、さらに2年間CEOを務めることに同意しました」

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