「仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」日本映画制作適正化認定制度の認定作品第一号に
2023年7月17日 05:00
東映が配給する「映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」が、日本映画制作適正化認定制度の認定作品第一号となったことがわかった。
同作は、2022年9月からテレビ放送されている令和仮面ライダーシリーズ4作目「仮面ライダーギーツ」の劇場版。優勝者には理想の世界を実現する権利が与えられるゲーム「デザイアグランプリ」を舞台に戦いを繰り広げる仮面ライダーたち。ある時、突如として世界が4つに分裂し、桜井景和、鞍馬祢音、吾妻道長、ツムリはそれぞれ異なる世界へ飛ばされてしまう。そして、それぞれの世界に、どこか雰囲気の異なる浮世英寿が現れる。なんと英寿も4人に分裂してしまっていたのだ。
原因は、未来人によって始められた「世界滅亡ゲーム」だった。英寿と世界の危機に、仮面ライダータイクーン、ナーゴ、バッファ、さらにケイロウ、ロポ、パンクジャックも参戦するが、そこに漆黒の仮面ライダーギーツ=仮面ライダークロスギーツが出現する。
日本映画制作適正化認定制度は、映画制作における就業環境の改善を目的として設立された一般社団法人日本映画制作適正化機構(略称:映適)が運営し、2023年4月1日にスタート。既存の各種法令において適法であることを前提として、映画製作者、制作プロダクション及びフリーランススタッフが対等な関係で、「映像制作の持続的な発展に向けた取引ガイドライン」に基づいて制作された“適正な作品”であることを認定する制度だ。
撮影時間、休日、契約などの観点から、実写映画制作現場として適正かどうかを審査し、「認定」された作品には、「映適マーク」が付与される。
「映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」では、制作プロダクションである東映テレビ・プロダクションが、23年4月24日「映適」に申請し、事前審査、及び撮影現場やポストプロダクションに関する事後審査を経て、7月14日に「映適マーク」を付与されている。「映適マーク」は、「映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」本編および公式サイトに掲出される。
「映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」は、7月28日から全国ロードショー。「王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン」が同時上映となる。
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