「わたしの幸せな結婚」辰石一志役に深町寿成、堯人役に石田彰 新PV「清霞篇」も公開
2023年7月1日 14:00
同作は、顎木あくみ氏による和風シンデレラストーリー小説(KADOKAWA刊)のアニメ化。明治・大正を思わせる架空の時代を舞台に、ある異能を受け継ぐ名家に生まれるも、虐げられて育った斎森美世(さいもり・みよ/CV:上田麗奈)と、彼女が嫁入りを命じられた、冷酷無慈悲と噂される青年将校・久堂清霞(くどう・きよか/石川界人)が、少しずつ心を通わせていく姿を描く。コミカライズは「全国書店員が選んだおすすめコミック 2021」第1位や「電子書籍で読みたいマンガ大賞」など数々の賞を受賞しており、今年3月には今田美桜と目黒蓮主演による実写映画も公開された。8月には舞台版の上演もひかえている。
辰石家の長男で、派手な身なりで遊び歩いてばかりいる辰石一志を深町、清霞とは幼い頃から親しく、帝位を継ぐ最有力候補と目される今上帝の次男・堯人を石田が演じる。
PV第3弾「清霞篇」は、美世が嫁ぐことになる久堂家の当主にして孤高のエリート軍人である清霞をフィーチャーした内容。恵まれた容姿や家柄から、近づいてくる人々を信用できなくなり、孤独な存在になっていた清霞が、同じく孤独を胸の内に抱えた美世と出会い、互いに惹かれあっていく様子が描かれる。また、清霞が美世のために超常的な力を振るう場面も収録されている。
放送開始を記念して7月1日に東京・アニメイト池袋本店で、限定ノベルティ「幸せ桜うちわ」の無料配布会が開催されることも決定した。午後2時と午後3時30分の2回実施される。
深町、石田からのコメント全文は以下の通り。
このたび、辰石一志を演じさせていただくことになりました深町寿成です。
飄々(ひょうひょう)として捉(とら)えどころのない一志ですが、その捉えどころのなさゆえに演じる上でもそんな彼の役柄を捉えるのに苦戦したことを覚えています。
この作品がもつ儚(はかな)くも繊細な独特の空気感がすごく大好きなので、アニメーション作品として完成した時にどのような形になるのか、僕も皆さんと一緒にオンエアを楽しみにお待ちしております!
「幸せな結婚」というテーマは多くの人が望むリアルな願望であり、ちょっと皮肉な見方をすればまさにファンタジーとも言えますよね。
そういう前提のなか、せめて物語の中では美世と清霞にはぜひ幸せになってもらいたいと願うところです。
さて堯人という役についてですが、帝の子という立場で名前の通り位の高い人です。そんな立場の人についての具体的な知識や経験があるはずもなく、演じるにしてもひたすら想像に頼るしかありませんが、少しでも物語の中に暮らす市井の人々にとって、とりわけ美世たちにとっても希望と尊敬の念を抱ける存在に見えていることを、これも願わずにはいられません。
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