「トランスフォーマー ビースト覚醒」吹替版、演出に岩浪美和の参加が判明!“声優無法地帯”再び?
2023年6月22日 08:00

世界的人気を誇る「トランスフォーマー」の最新作で新シリーズの幕開けとなる「トランスフォーマー ビースト覚醒」(8月4日から公開)。日本語吹き替え版の演出として、シリーズファンにはおなじみの音響監督・岩浪美和が参加していることがわかった。
岩浪は今作のベースとなったアニメ「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」(以下、ビーストウォーズ)でも日本語吹き替え版の演出を担当。「ビーストウォーズ」は豪華声優陣が大胆すぎるアドリブの応酬を繰り広げ、ときには台本とは大きく異なるセリフが連発されたことから“声優無法地帯”とも称され、熱狂的なファンを生んだ伝説的人気アニメでもある。
今作「トランスフォーマー ビースト覚醒」日本語吹き替え版はどのようなテイストになるのか、ファンは気になるところ。岩浪は以下のコメントを寄せている。
岩浪美和「真面目にやっています! ホントです!! 信じてください!!! 今までの実写『トランスフォーマー』シリーズで一番面白いんじゃないかな?」
また、今作の声優として、「ビーストウォーズ」の高木渉と柚木涼香も参加。それぞれ高木がチーター役、柚木がナイトバードの声を担当しており、ファン垂涎(すいぜん)の陣容となっている。
舞台はオプティマスプライム率いるトランスフォーマーたちが、地球に来て間もない1994年。あらゆる星を丸呑みにして食べ尽くす、規格外サイズの最悪の敵“ユニクロン”が地球を次の標的に動き出していた。危機に立ち向かうべく、プライムが仲間たちを集め、戦いに意図せず巻き込まれた人間のノア、エレーナ、そして地球を救う新たな希望“ビースト”たちとともに立ち上がる。
過去のアニメシリーズのなかでも人気が高く、熱狂的なファンを生んだテレビアニメ「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」(1997~98)を下敷きにしており、監督・キャストを一新。日本に先駆けて全米で公開を迎えは、週末3日間で約6,050万ドル(※日本円で約84億4,700万円/Box Office Mojo調べ)を記録し大ヒットスタート。評判も上々で、辛口批評サイト「RottenTomatoes」の一般鑑賞者の評価は92%(過去シリーズ最高の評価)を叩き出しており、「シリーズ最高傑作」など絶賛の声が上がっている。
なお日本語吹き替え声優には、中島健人(ノア役)、仲里依紗(エレーナ役)、玄田哲章(オプティマスプライム訳)、子安武人(オプティマスプライマル役)、藤森慎吾(ミラージュ役)、高木渉(チーター役)、柚木涼香(ナイトバード役)、ファイルーズあい(アーシー役)、武内駿輔(ホイルジャック役)、本田貴子(エアレイザー役)、飛田展男(スカージ役)、三宅健太(バトルトラップ役)らが参加する。
「トランスフォーマー ビースト覚醒」は8月4日から公開。
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