上白石萌歌、向井理主演ドラマ「パリピ孔明」で歌姫・月見英子に!
2023年6月21日 05:00
上白石萌歌が、向井理が主演する水10ドラマ「パリピ孔明」に出演していることがわかった。役どころは、中国三国時代から現代へと転生する主人公の諸葛孔明(向井)が出会う歌姫・月見英子(つきみ・えいこ)。向井はと本作で初共演となり、フジテレビの連続ドラマの初のレギュラー出演となる。
原作は、「ヤングマガジン」(講談社)で連載中の累計発行部数160万部超の同名人気コミック。中国三国時代の名軍師・諸葛孔明が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人の少女を軍師のごとく成功に導いていく音楽青春コメディ。
主人公の諸葛孔明(向井)は、三国時代に「蜀」に仕えた“天才軍師”。魔法のような作戦を考えては、戦で数多くの功績を残してきた。西暦234年、戦いのさなか孔明は病で倒れ、息を引き取る。しかし、病死したはずの孔明は、なぜか現代の日本へと転生し、ハロウィーンでにぎわう夜の渋谷に降り立つ。仮装をしている人たちを見た孔明は、見慣れぬ光景に戸惑い、その場所が“死後の世界”だと勘違いする。状況が分からないまま孔明は、ダンスミュージックが鳴り響くクラブにたどり着く。そこで一人の歌姫と出会った孔明は、彼女の歌声に心打たれる。未来の日本へと転生したことを理解した孔明は、歌手を目指す少女の軍師(マネジャー)として全力でサポートすることを決意。最高の頭脳をもって日本の音楽界に新たな風を吹き込む。
上白石が演じる月見英子は、ライブハウス「BBラウンジ」でバイトをしながら歌手を目指す少女。歌うことが心から大好きで、シンガー・ソングライター“EIKO”として活動している。普段は、ラウンジの観客が求めるカバー曲をパフォーマンスしているが、実は、ひそかにギターの弾き語りで自作曲を作っている。音楽と純粋に向き合う姿勢は人をひき付けるも、競争心が弱い故に、なかなか才能を羽ばたかせずにいた。
そんなある日、ハロウィーンでにぎわう渋谷の街で、三国時代から現代に転生した天才軍師・孔明との出会いにより、英子の秘められた才能は少しずつ開花していく。英子の歌は、粗削りながらも躍動感あふれる歌声と心にそっと染み渡る優しい声で、孔明をはじめ、さまざまな登場人物たちの心を動かしていく。そして、孔明との出会いをきっかけに英子は、新たな音楽人生を歩み出す。
上白石は俳優業だけでなく、アーティスト“adieu(アデュー)”としても歌手活動を行っており、本作でもさまざまな楽曲の歌唱に挑む。上白石演じる英子の見応えある歌唱シーンをはじめ、天才軍師・孔明と現代で生きるイマドキ女子の英子との絶妙な掛け合いトークにも注目だ。
「パリピ孔明」は、フジテレビ水10ドラマ枠にて、今秋放送スタート。
・オファーを受けての率直な感想
「『パリピ孔明』というタイトルだけで最高に面白く、孔明をはじめとするそれぞれのキャラクターの持つ魅力に引き込まれ、一瞬でこの作品のファンになりました。きらびやかでコミカルなタッチでありながらも、人が夢を追う美しさや情熱が丁寧に描かれているところがとても好きです。果たして、この世界を人間ドラマに落とし込むとどうなるのだろうか、と想像しながら台本を読み進めました。そして、オファーを頂いた時、『パリピ孔明』の世界に飛び込めるうれしさと、果たして自分に務まるだろうか、というプレッシャーが入り交じり、うまく言い表せない気持ちになりましたが、同時にとても光栄でした。きっとこのチームの皆さまとならワクワクできる作品を作っていけるだろうな、と思っています」
「英子は歌うことを心から愛する、とても好奇心旺盛でチャーミングな人物です。お話を頂いた時は、あまりにも自分とかけ離れた存在ではないだろうか、と正直思いましたが、英子について知っていく中で、彼女の持つひた向きさや愛くるしさにどんどん虜(とりこ)になり、彼女のことをもっと知りたい、愛したい、という気持ちになりました。歌やギターのトレーニングを進めながら、英子を模索しているところです。まだまだ手探りですが、自分なりの英子を演じたいと思います」
「英子に近づくために人生で初めて髪のブリーチをしました。完成後の自分の姿を鏡で見た時、自然と“イェーイ!”と声が漏れたので、その瞬間からバイブスが自分の体に流れ始めたのを覚えています(笑)。ステキなメークや衣装に助けられながら、役へ歩み寄れている気がしています」
「向井さんは柔らかな空気と優しさをまとっていらっしゃるイメージがありましたが、実際にお会いしてもそのイメージは変わらず、フラットで本当にステキな方です。孔明を演じている姿も大変神々しく、原作からそのまま飛び出してきたようです。孔明と英子のアンバランスな掛け合いがとにかく面白いので、注目して見て頂きたいです!」
「日々、撮影チームで一丸となって『パリピ孔明』の世界を作っているところです。どんな憂鬱(ゆううつ)も吹き飛ばす明るさと力強さが、この作品にはあると思います。今年の秋を楽しみに待って頂けると幸いです」
・上白石萌歌との初共演について
「初めて会ったのが、上白石さんが他の作品を撮影している時だったのですが、そんな忙しい時期にもかかわらず、本読みも台本を持たずに立ち稽古をし、英子というキャラクターを捉えるために努力している姿が印象的でした。考え方や作品に対する姿勢を見て、上白石さんの覚悟をすごく感じました。年齢とか性別とか関係なく、努力している方はすごくステキですし、そんな方とご一緒できるのは率直にうれしいです。初めての共演だといろいろと遠慮してしまうこともあると思いますが、孔明と英子は一緒にいる時間が多いので、これから撮影していく上で、しっかりコミュニケーションを取っていきたいと思っています」
「このドラマは、ヒップホップやラップ、王道のバラードなど、さまざまなジャンルの音楽が出てくる作品で、何曲か音源を聴かせて頂きましたが、どの楽曲もクオリティーが高くすごかったです。僕自身、今まで何本か音楽作品に携わらせて頂いたことがありますが、今回のような多ジャンルの音楽が出てくる作品は珍しく、1つ1つの音楽が“一級品”で、聴いても見ても楽しい作品になっていると思います。また、音楽部分だけでなく、イマドキの女の子・英子と歴史上の人物・孔明が共存する違和感も楽しんで頂きたいです。孔明は芯のある人物なので、少し自信のない英子をどういう風に変えていくのか。そして、英子が周囲に頼りながらも、何とか突破口を見いだし、成長していく姿は、見て下さる皆さんの心にも刺さる作品になっていると思います。放送を楽しみにしていて下さい!」
・月見英子(上白石萌歌)のキャスティングについて
「ドラマを楽しんで下さる方に、英子のファンになって頂きたかったので、“この役は誰もが応援したいと思える方に演じて頂きたい”と思っておりました。さらに孔明が一目ぼれする歌声の持ち主、歌唱シーンに説得力を与えてくれる人を探しており、上白石萌歌さんに出会いました。英子の大事なポイントは、雲の上の存在ではなく、歌手になるという夢を持っているものの、それをどう実現したらいいのか迷ったりする等身大の悩みを投影できる部分だと考え、親しみやすさと説得力の両方を併せ持つ上白石さんにオファーさせて頂きました。この三国志海原の中で唯一のツッコミ役!孔明にみせる元気なツッコミにもご注目頂きたいです!」
「生きてきた時代が全く違う孔明と英子が、最強のタッグを組みます!英子の夢が、孔明の夢になり、実現に向かっていくサクセスストーリーは、毎週見ていて、気持ちが晴れやかな気持ちになり、元気をもらえるドラマにできたらいいなと思っています。上白石さんが歌唱する、ステキなアーティスト陣が書き下ろして下さった楽曲も早く皆さまに聴いて頂きたいです!」
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