「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」最終話直前 上弦の肆・半天狗の能力・強さ・豪華キャストに迫る
2023年6月18日 18:00

「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」の最終話が6月18日に70分の拡大枠で放送される。クライマックスを前に、炭治郎たちが戦っている上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)について復習! 複数の鬼に分裂するという能力とその強さ、豪華声優キャストを紹介する。

「刀鍛冶の里編」で炭治郎らを追い詰める半天狗は、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)直属の最強の鬼である「十二鬼月(じゅうにきづき)」の上から4番目にあたる鬼。上弦の陸・堕姫(だき)と妓夫太郎(ぎゅうたろう)が炭治郎ら鬼殺隊によって討たれたことをうけて、無惨が無限城に上弦の鬼を呼び出した場面で初登場した。
初登場時から異様な存在感を放っていた半天狗。上弦の鬼でありながら、弱々しい見た目。縮こまって、常に何かにおびえているような姿が、逆に得体の知れない不気味さを漂わせていた。
同キャラクターの声は、「機動戦士ガンダム」カイ・シデン、「ドラゴンボール」ピッコロ、「ONE PIECE(ワンピース)」ポートガス・D・エースなどで知られるベテラン声優の古川登志夫が担当。古川のおびえ続ける演技は放送時に注目を集めた。

半天狗の恐ろしさは“頸(くび)を切り落としてから”明らかになる。無惨の命をうけて、半天狗と上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)が刀鍛冶の里に向かい、炭治郎らが滞在していた部屋に襲来。霞柱・時透無一郎(ときとうむいちろう)が半天狗の頸を斬り落とし、早々に討ち取ったかと思いきや、積怒(せきど)と可楽(からく)という2体の鬼に分裂してしまう。さらに玄弥(げんや)の奇襲によって積怒と可楽の頸を断つと、再び分裂。新たに哀絶(あいぜつ)と空喜(うろぎ)が現れる。



単に分裂するだけでなく、喜怒哀楽の鬼たちはそれぞれ性格と強さが異なる。積怒は錫杖(しゃくじょう)によって広範囲に雷を放ち、可楽はうちわで強烈な風圧を巻き起こす。哀絶は槍を武器とし、空喜は鳥のような手足で空を飛ぶことができる。
さらに4体の鬼はすべてキャストが異なり、梅原裕一郎(積怒役)、石川界人(可楽役)、武内駿輔(空喜役)、斉藤壮馬(哀絶役)という豪華な顔ぶれが結集している。

半天狗の恐ろしさは4体の鬼への分裂では終わらず、炭治郎らはさらなる脅威を目の当たりにすることになる――。4体の鬼と戦いを繰り広げるなか、炭治郎は彼らとは別に“本体”がいることに気づき、ついに小さな半天狗の本体を見つけだす。4体の猛攻を潜り抜け、本体の頸を斬ろうとした瞬間、積怒が可楽、空喜、哀絶を吸収し「憎珀天(ぞうはくてん)」という新たな鬼が現れる。

憎珀天は、「憎」の一字が書かれた太鼓を打ち鳴らすことで、地面から樹木の竜を複数出現させる血鬼術を操る。今までの喜怒哀楽の鬼たちの能力も使うことができ、強力かつ広範囲の攻撃を繰り出すことができる。さらに、本体の半天狗を樹木で覆い隠し、炭治郎たちの攻撃から守っているため、本体を倒すのは至難の業。炭治郎らは絶望的な状況に追い込まれていく。
同キャラクターの声を務めるのは、「新世紀エヴァンゲリオン」加持リョウジや「ルパン三世」銭形警部などでもおなじみの山寺宏一。放送時は、山寺の演技に対し「全然、気づかなかった!」「山ちゃん、すげー!」などSNSで驚きの声があがり、関連ワードがトレンド上位を独占した。

コミックス累計発行部数1億5000万部を突破している、吾峠呼世晴氏の漫画が原作。2019年4月にテレビアニメ第1期「鬼滅の刃 竈門炭治郎 立志編」がスタートし、20年10月に「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が公開、21~22年にかけてテレビアニメ「無限列車編」「遊郭編」が放送・配信された。さらに、「遊郭編」の第10、11話と「刀鍛冶の里編」第1話で構成された「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」は、日本上映のみならず95の国と地域でも上映。各国で舞台挨拶も実施された。
「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」最終話(第11話)「繋いだ絆 彼は誰時 朝ぼらけ」は、全国フジテレビ系列で6月18日午後11時15分から放送。
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