【スタジオツアー東京レポ】「ハリー・ポッター」体験型施設を紹介 おすすめフォトスポットも!
2023年6月14日 11:30
映画「ハリー・ポッター」シリーズや「ファンタスティック・ビースト」シリーズの制作の裏側を体験できる、ウォークスルー型のエンターテイメント施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」。6月16日からのオープンを前に、施設の一部が報道陣に公開された。この記事では多数の写真とともに施設内を紹介していく。
施設内には、実際に映画に携わったイギリスの世界最高峰のクリエイターたちによる、オリジナルの手法と技術で制作したセット、小道具、衣装、魔法動物などが展示される。イギリスで累計来場者数1700万人以上を誇り、いまなお予約が困難だという「スタジオツアーロンドン」に次いで世界で2番目、アジアでは初めてオープン。「ハリー・ポッター」の屋内型施設としては世界最大規模の大きさ(敷地面積:約9万平方メートル、建物面積:約3万平方メートル)、施設全体の体験時間としては、4時間以上かかると想定されている。
映画「ハリー・ポッター」シリーズでも印象的な場所の一つ。10年という撮影年月のなかで、祝宴やクリスマス・ダンスパーティー、そして魔法対決など、数々のシーンの舞台となった。
扉が開いて大広間に入ってから、まずはその広さに圧倒されるはず。キャラクターたちの衣装などのほか、組み分け帽子もあり、ファンにはたまらない撮影スポットとなっている。
ホグワーツ特急の基礎として使われているのは、1929年に作られた“ダンブルトン・ホール”と呼ばれるイギリスの蒸気機関車。かつてグレート・ウエスタン鉄道が所有し、引退するまで35年以上運行されていた蒸気機関車をイギリスで改装した後、日本に運搬されスタジオツアー東京に展示されることとなった。
このエリアでは、手押しカートを壁に押し込むような“あのポーズ”で撮影することが可能。そのほか、スタジオツアー東京オリジナルのセットとして「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」に登場するグレート・ウイザーディング・エクスプレスも展示されている。
ホグワーツ魔法魔術学校の生徒にとって、新学期の準備に欠かせない場所。フレッドとジョージ・ウィーズリー兄弟のいたずら専門店「ウィーズリーウィザードウィーズ店」や、ゴブリンが経営する「グリンゴッツ銀行」、映画のなかでも印象的な「オリバンダーの杖店」などが並んでいる。色合いも鮮やかで、まるで映画の中にいるような完成度に驚くはずだ。
ハリーたちがホグワーツ内で主に過ごした大切な場所の一つ。大きな暖炉や、それぞれの性格に合わせて装飾されたベッドにも注目だ。
映画の中では、魔法省の職員たちは通勤するのに、電話ボックスやトイレ、または高さが3メートル近い巨大な暖炉のいずれかからフルーパウダー(煙突飛行粉)を使って移動していた。スタジオツアー東京では、魔法省の職員たちと同じように暖炉の一つに入り、スモークや照明効果によってフルーパウダー(煙突飛行粉)を体中に振りかける、魔法のような体験の写真や動画を撮影することができる。
魔法省のオフィス棟は、19世紀に建てられたビクトリア様式の建造物をモデルにしており、数千枚の赤と緑のタイルは木製だという。中心で存在感を放つ銅像は、台座の“魔法界に弾圧されるマグル像”58体を含めて、スチロール材を彫り上げられ、手作業で色づけしてある。
ハグリッドの小屋やプリベット通り4番地のダーズリー家(ハリーの部屋も!)など、映画シリーズでも印象的な屋外セットがあるエリア。そのほか、実際に歩くことができるホグワーツ橋や、約7メートルの高さの夜の騎士バス、魔法使いのチェスの駒も見ることができる。
「レイルウェイショップ」と「メインショップ」の2カ所に分かれており、「レイルウェイショップ」では、「9と3/4番線のホグワーツ特急のぬいぐるみ」などを販売。エントランスの近くにある「メインショップ」では、東京限定アイテムも多数販売される。
この記事で紹介した場所以外にも、「禁じられた森」「スリザリンの談話室」「ダンブルドアの校長室」など、ファンにはたまらないエリアが用意されている。さらに、グリーンスクリーン技術を使って箒に乗った映像の撮影ができる「ブループ エクスペリエンス」、クィディッチの試合シーンに観客として参加できる「クィディッチ エクスペリエンス」と、“体験”が楽しめるエリアも。
各所には撮影秘話を紹介するボードも設置されており、映画撮影の裏側をたっぷりと知ることができる。ゆっくり周るのもよし、誰かと来て写真をたくさん撮るのもよし。何度訪れてもいろんな楽しみ方ができそうだ。
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