「劇場版シティーハンター 天使の涙」主題歌はTM NETWORK 小室哲哉「『Get Wild』が最大のライバル」
2023年6月13日 19:35

「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」プレス発表イベントが6月13日に都内で開催され、冴羽リョウ役の神谷明、アンジー役の沢城みゆき、海原神役の堀内賢雄、こだま兼嗣総監督、主題歌・エンディングテーマを担当する「TM NETWORK」の小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登が出席した。

本作は、北条司の大ヒット漫画を原作にしたアニメーション「シティーハンター」の劇場公開版最新作。東京を舞台にリョウの過去と、かつてのパートナーで香の義兄である槇村秀幸の死の核心に迫る物語が展開される。2019年に公開された「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」は、観客動員100万人、興行収入15億円を超える大ヒットを記録している。
4年ぶりとなる新作に、神谷は「実は早く作ってくれないかなと思っていました」と胸の内を明かすと「やっとか……という思いと同時に嬉しさがこみあげてきました」と笑顔を見せる。

この日は、冴羽リョウ役の神谷、槇村香役の伊倉一恵らオリジナルキャストに加え、沢城、堀内のほか、関智一(ピラルクー役)、木村昴(エスパーダ役)の参加も発表された。
沢城は「世代的にアニメシリーズに参戦できなかったのですが、まさか劇場版という大きな舞台で出演できるとは思ってもいませんでした」と喜びを語ると、堀内も「長きに渡って愛されている『シティーハンター』。僕はテレビシリーズの第6話で端役として参加しているのですが、それから数十年、今回は(冴羽リョウの過去を知る)海原神という重要な役をやらせていただき、とても嬉しかった」としみじみ。

こだま総監督は新作であり最終章という位置づけの本作について「今回は冴羽リョウの過去を表現しなければならなかった。それが一番難しかった」と振り返り、「何度も何度も脚本家の方とやり取りをしながら、どうやって表現したらいいのか考えました。原作者の北条先生からもたくさんのアイデアをいただきました」と渾身作であることを強調していた。
また、この日は「シティーハンター」と言えば「Get Wild」と言われるほど作品とは切っても切り離せない楽曲を担当したTM NETWORKの3人が登場。劇場版のエンディング曲が「Get Wild」であることと同時に、オープニング曲「Whatever Comes」を新たに書き下ろしたことが発表された。

小室は「1987年にアニメのエンディングとして『Get Wild』を使っていただいてから、長い年月を経て、ずっとやりたいと思っていた『シティーハンター』のオープニング曲を作ることができました。とても嬉しいです」とオープニング、エンディング共に担当できたことに感無量な表情を浮かべると「オープニング曲を作るにあたり、僕たちにとって最大のライバルとなるのがエンディングの『Get Wild』。負けず劣らずの曲を作らなければいけないという思いでした」と語っていた。
神谷は「これで終わりかなと思って演じていました」と明かすも「最終章ということですが、実は序章でもあるのかなとも思っていました。言葉にするならゲラゲラ、ワクワク、ハラハラ、ドキドキ、ジーンという感じ。遊園地のジェットコースターに乗っているような作品で、演じていて本当に楽しかったです」と充実感をにじませていた。
「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」は9月8日公開。
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