広瀬すず、サプライズ誕生日に感激「水は海に向かって流れる」の「思い出がまた一つ増えた」
2023年6月10日 13:21

女優の広瀬すずが6月10日、主演映画「水は海に向かって流れる」の公開記念舞台挨拶を共演の大西利空、戸塚純貴、當真あみ、前田哲監督とともに東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行った。
今月19日に25歳の誕生日を迎える広瀬に対し、サプライズでバースデーケーキを用意。状況を把握できないまま、「ハッピーバースデー」の音色ともに舞台となるシェアハウスと自身が演じた榊千紗をあしらったケーキに、思わず「でかっ」とうなった。

登壇者、客席が一体となった祝福の拍手に「すごくうれしい。この作品の思い出がまた一つ増えて幸せ」と感激の面持ち。「大人になった感覚はちょくちょくあって、腹八分目という言葉の意味が分かったり、朝活というか何となく走ってみようと思ったり、どんどん健康志向になっています。25歳という年齢だからこそ演じられる役をやってみたい。すごく楽しみ」と抱負を語った。
映画は、一生恋愛をしないと決めたOLの榊を軸にシェアハウスで暮らす人々の悲喜こもごもが描かれる。広瀬は、「脚本を読んだ時からずっと楽しみで、一人でも多くの方に届き榊さんを知ってもらうことが救いになると思っています。この作品の広がりを願っています」と言葉に力を込めた。

大西は榊に思いを寄せる高校生役。「榊さんがお母さんの下に行くシーンは、初めて感情を吐き出すところで、飲み込まれそうになるほどいい圧がかかっていた。見返してもいいシーンなのでお薦めです」とアピールした。
戸塚は女装の占い師で蟷螂拳(とうろうけん)の使い手という異色の役どころに、「けっこう足を開くので、スカートとハイヒールは蟷螂拳との相性が悪く戦っていました。でも、刺激的でした」と自信ありげ。その妹役の當真は本作が映画初出演で、「すごくドキドキしています。チケット予約がどれくらい入っているのか、チェックしていました」と初々しさをのぞかせた。

前田監督は、「優しくて静かな映画なので、広がりがゆっくりになるのかなという不安はある。(公開から)3日間の数字によっては、スパンが短くなってしまう」と現実的な懸念を吐露。その上で、「皆さんの力をお借りしないと広がっていかない。大きく育ててください」と真摯に訴えていた。
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