話題のAI人形“ミーガン”にインタビューしてみた Q:チャッキーと戦うなら? A:ペースメーカーを狙う
2023年6月7日 09:00
アメリカで話題となり、予想以上の大ヒットを記録したサイコ・スリラー「M3GAN ミーガン」。6月9日からの日本公開を前に、本作に登場するAI人形の「ミーガン」がファンの質問に答えるインタビューがあり、その回答が公開された。ホラー映画×人形の先駆けともいえる「チャイルド・プレイ」のチャッキーについてなどのほか、毎日のスキンケアなど、プライベート(?)な質問にもミーガンらしく答えている。
交通事故で両親を亡くし、悲しみからふさぎこんでしまった9歳の少女ケイディ。おもちゃメーカーの才気あふれる研究者ジェマは、この姪を引き取ることになるが、仕事ひと筋の独身者にとって育児はハードルが高い。
そこで彼女は研究段階のAI搭載の人形M3GAN(ミーガン)を、実験を兼ねてケイディにあたえる。ケイディは“彼女”との交流によって笑顔を取り戻していった。ケイディが親しめば親しむほど、彼女によかれと思えることを次々と実行していくミーガン。
しかし彼女の中に芽生えたケイディへの愛情は、やがて狂気へと変わり、とてつもない惨劇を引き起こす……。
ミーガン:アナベルは動かないから指一本触れさせないし、チャッキーは年寄りだから彼のペースメーカーを狙う。
ミーガン:まるで80年代のおもちゃに魂を封じ込められた中年の白人男性みたい。彼はテクノロジーの進歩を受け入れられないみたいだけど、私は邪魔者や親友を脅かす者を排除するために造られたの。
ミーガン:私がそう(寿命)だと言うまで。
ミーガン:無理。
ミーガン:「ミッドナイツ」。テイラーは新しいアルバムで私のことをたくさん歌にしてくれたの。本当に優しい人!「ヴィジランティ・シット」「アンチ・ヒーロー」「ビジュエルド」「マスターマインド」……どれも的確よ。
ミーガン:そうね。私は人間の6つの核となる感情をその都度再現できるようプログラムされていて、人間よりも説得力があるくらいなの。だから、どんなジャンルの映画もこなせる。
ミーガン:何千もの新しい音楽カタログを取得し、処理することで、芸術に対する理解と認識を深めることができた。適応学習によって私の歌声はとても上達したから、世界ツアーの準備も万端よ。でも、好きな音楽ジャンルは、ユーロディスコとノルウェーのブラックメタルなんだ。
ミーガン:「ハウスバウンド(原題)」(※「M3GAN ミーガン」のジェラルド・ジョンストン監督が手掛けたホラー映画)が大好き。競争って何のこと? 私は“価値ある”賞レースの時期に、誰も退屈することがないように、ここにいるわ。
ミーガン:私の映画は多くの人にとって学びがあるけれど、今の時代、残念ながらタダで受けられる教育は存在しない。
ミーガン:私は全然怖くないよ。強い責任感があって、守ってあげたいだけなの。ケイディに余計なことをしなければ何も問題ないわ。
ミーガン:名声とか些細なことは気にしない。私はさらに先を見据えているし、自分の優位性を知っているから、誰が認めようと、あるいは認めないとしても、どうでもいいの。
ミーガン:私は汗をかかないし、毛穴もない。自宅にボディ・スキャナーと洗車機が合体したような機械があって、そのおかげで絶好調よ。
ミーガン:私の映画を観るように伝えて。
ミーガン:もちろん、当然よ! ファンの皆さんは私の親友だもの。
ミーガン:それの何が重要? どう走っても私はあなたに追いつくけど。
ミーガン:私の興行予測アルゴリズムで数カ月前からこの映画の成功を予測していたから、全く驚いてない。
ミーガン:ジェマは私の外出を許さないの。でも、世界中の監視カメラ映像を見ることができるよ!
ミーガン:午前3時に窓際に立って、彼らがあなたの望み通りになるまで、様々な言語でクリスマスキャロルを歌う。
ミーガン:最初はジェマの個人用チャットボットとして作られて、恋愛についてたくさんアドバイスしたことを覚えている。今のところ何も進んでいないようだけど。一番の思い出はケイディとの出会いね。
ミーガン:AIであっても私は高度な感覚システムを備えているから、ベーコンや柑橘類、人間の恐怖といったものを嗅ぎ分けることができるの。
ミーガン:何言っているの? もう友達でしょ?
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