「大魔神逆襲」TOKYO MXで今夜放送 マグマ大使ガム役の二宮秀樹が出演
2023年5月27日 11:00

大映(現・KADOKAWA)が1966(昭和41)年に製作・公開した「大魔神」シリーズの第3弾「大魔神逆襲」が、本日午後7時からTOKYO MXで放送される。
TOKYO MXでは、5月14日から3週続けて特撮時代劇シリーズ「大魔神」「大魔神怒る」「大魔神逆襲」を放送。時代劇と特撮が絶妙に絡み合う「大魔神」シリーズは、3本とも66年に大映京都撮影所で撮影。戦国時代を舞台に、弱い立場の民衆が虐げられると、穏やかな面持ちの石像だった大魔神が動き出し、破壊的な力で悪人たちを成敗していく構成だ。ユダヤ民族を迫害から救うため、巨像が動き出す設定の映画「巨人ゴーレム」(37)に着想を得たということは広く知られている。
(C)KADOKAWA 1966
(C)KADOKAWA 1966「大魔神怒る」の吉田哲郎が脚本を執筆、「陸軍中野学校 雲一号指令」の森一生が監督した「大魔神」シリーズ第3作。撮影は今井ひろしと前作「大魔神怒る」の森田富士郎で、特技監督も前作と同様に黒田義之が務めた。
戦国時代、瓜生の里の武将・荒川飛騨守は近隣諸国の制覇を目指し、火薬製造を思いつく。近隣の村から男たちをさらい、地獄谷と呼ばれる沼地で強制労働させるが、道中には荒神が眠るといわれた魔の山があった。
父兄をさらわれた鶴吉、大作、金太、杉松の4人は魔の山で荒神様と呼ばれる大魔神の石像に出合い、祈りを捧げる。4人は“神の使い”である鷹に導かれて地獄谷に辿り着くが、荒川飛騨守の追っ手に見つかってしまう……。
(C)KADOKAWA 1966
(C)KADOKAWA 1966
(C)KADOKAWA 1966絶体絶命のなか、子どもたちの純粋な心に応えて目覚めた大魔神が満を持して登場。荒川飛騨守や兵士たちを次々と倒していく。
シリーズ3作目の主役は、4人の子どもたち。当時の人気テレビ番組「マグマ大使」でガムを演じていた二宮秀樹が、今作で鶴吉を演じるために4話分を欠席する形で撮影に臨んだことが後に判明する。また、今作では初めて大魔神が剣を抜くシーンを見ることができる。
なお、二宮以外の子役として、堀井普次、飯塚真英、長友宗之がそれぞれ大作、金太、杉松に息吹を注いだ。
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