米アカデミー、キャンペーンに関するルールを改正
2023年5月8日 11:00

映画芸術科学アカデミーがアカデミー賞に向けたキャンペーン活動に関する規則を改正した。今年のアカデミー賞で、主演女優賞にノミネートされたアンドレア・ライズボロー(「To Leslie トゥ・レスリー」)のキャンペーン活動が改正のきっかけとなっている。
ライズボローの友人は、役者仲間を集めて試写会を実施。そのなかに、アカデミー会員が含まれていた。また、ソーシャルメディアで草の根運動を展開。女優のフランシス・フィッシャーは、「インスタグラムを通じて「ケイト・ブランシェット、アナ・デ・アルマス、ミシェル・ウィリアムズ、ミシェル・ヨーの4人はノミネートが確定してる。だから、アンドレア・ライズボローに投票するのをためらわないで」と呼びかけていた。
こうしたやり方に批判が集まるなかで、ルールが明確化されることになった。まず、会員同士がプライベートに集まることは違反にあたらない。ただし公式イベントではないため、資金を提供したり、支持を表明することは禁じている。
ソーシャルメディアに関しても、アカデミー会員は発信できるものの自身の好みや決定、戦略、資格要件などについて語ることは禁じている。映画芸術科学アカデミーの決定は、今後のアカデミー賞キャンペーン活動に大きな影響を与えることになりそうだ。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

すごすぎて言葉にならない映画
【人類史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】よく考えずに転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった…
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画館は高すぎる!?
【そんなあなたに】衝撃の価格破壊! 2000円→750円になる裏ワザあります
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

ヤバい映画みつけましたよ
【いた…凄まじくクレイジーな監督が…!】壮大VFXの映画をほぼ1人で製作、撮影に7年、完成に12年
提供:Henge