【毒舌ゴメン! 名ゼリフ20連発】「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」No.1の愛されキャラ“ロケット”の魅力を徹底分析
2023年5月2日 09:00
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズの第3弾にして、完結編となる「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3」が、5月3日に公開。本作には、銀河を完璧な世界に作り変えようとする恐るべき最凶の敵ハイ・エボリューショナリーが現れ、ロケットに命の危機が迫る。実は両者の間には、ある“因縁”があったのだ。ハイテクマシンを操る戦術の天才にして、賞金稼ぎで脱獄の達人であるロケットの過去とは?
いわば、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3」の主役ともいえるロケット(声:ブラッドリー・クーパー)は、“銀河の落ちこぼれ軍団”であるガーディアンズのなかでもNo.1の愛されキャラ。この記事では、そんなロケットが放った名ゼリフを20個ピックアップし、その魅力を徹底紹介します。度が過ぎる毒舌、暴言多々ありますが、ご容赦ください!
惑星ザンダーで賞金首となったピーター・クイル/スター・ロード(クリス・プラット)を発見。自慢のレーザーキャノンをぶっ放し、ピーターを麻痺させてしまった。何事も単刀直入、シンプル・イズ・ベストなロケットらしい一言だ。
ザンダーでの騒動が原因で、ピーターやガモーラ(ゾーイ・サルダナ)とともにキルン刑務所に収監されてしまった。ほかの囚人がピーターにちょっかいを出した際に、ドスを効かせて言い放ったセリフ。どんな相手であっても、ひるまず主張する姿がカッコいい!
ピーターとガモーラとともに、無限の力を持つパワーストーン“オーブ”の売却額を山分けする相談をしている最中、ロケットの長年の相棒であるグルート(声:ビン・ディーゼル)が目を覚ました。普段から「私はグルート」しか発しないのに、実はお金にはうるさいようで、ロケットも呆れ顔だ。
これまで22もの刑務所を脱獄した“実績”を誇るロケットは、キルン刑務所からの脱獄作戦でも陣頭指揮をとった。ピーターには、ある囚人から義足を奪うように指示。言われた通り、義足を奪ってきたピーターに対して「冗談だよ、必要ない!」とからかうロケットだった。
オーブ売却のために訪れた惑星ノーウェアの盛り場で、ドラックス(デイブ・バウティスタ)らと大喧嘩。違法な遺伝子改造を施された過去をからかわれたのだ。そんなロケットから飛び出した悲痛な叫びは、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3」でも重要な要素となりそうだ。
グルートとドラックスの無軌道な行動に、さすがのロケットもイライラし、地面の草を蹴りながら「You're making me beat up grass」とブチギレ。「お前らが、俺に草を蹴らせている」(直訳)を、「気持ちがクサクサする」と翻訳したグッジョブ!
家族を奪った宿敵ロナン(リー・ペイス)をわざわざ呼び出し、復讐を果たそうとするも返り討ちにあって、しょげるドラックスに対してピシャリ。こういう熱血な一面も、ロケットが愛される理由だ。
ロナンを倒すには、ガーディアンズとして団結するほか道はない。そう説得されたロケットが、覚悟を決めた瞬間だ。ご存知の通り、ロケットは「アライグマ」と呼ばれるのが大嫌い。実際の英語セリフは「I Don’t Got That Long a Lifespan Anyway」で、もちろん自分のことをアライグマとは呼称していない。
こうして“銀河の落ちこぼれ軍団”ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが結成されたが、感動の場面でも皮肉を忘れないのが、いかにもロケットらしい。
ロナンを撃破し、惑星ザンダーを救ったガーディアンズの面々は、これまでの犯罪歴が抹消されたが、早速ロケットはノバ軍警察のローマン(ジョン・C・ライリー)にこう質問。もちろん、ローマンの答えは「逮捕される。違法だ」。ジョークが通じないと呆れるロケットだが、本心では、また何かやらかす気満々なのはご承知の通り。
全てを見下している“黄金の惑星”ソヴリンの指導者アイーシャ(エリザベス・デビッキ)に対して、皮肉のジャブを一発!
早速ソヴリン人からアニュラックス電池を奪ったロケットの一言(「質問、他人のものを奪ったら? どうしても欲しくても?」って言ってたもんね)。そのせいで、ガーディアンズはソヴリン人から激しい攻撃を仕掛けられてしまう。
ヨンドゥ(マイケル・ルーカー)は、自身が率いた宇宙海賊“ラヴェジャーズ”で巻き起こったクーデターによって投獄されてしまう。一緒に投獄されたロケットが、落ち込むヨンドゥを奮起させる。いつだって、クヨクヨせず前向き!
ロケットに励まされ、笑顔を取り戻したヨンドゥに対して、この一言! その後に繰り広げられる「お前は本当のクズか?」(ヨンドゥ)、「プロのな!」(ロケット)という会話も含めて、さすがとしか言いようがない。
ピーターの父親であり、恐るべき野望を抱くエゴ(カート・ラッセル)との戦いに身を投じる決意を固めるロケット。「何のために? 名誉か? 愛か?」と不思議がるヨンドゥに向かって、「そんなのくだらねえ」と即答!
打倒エゴに燃えるロケットが放ったひと言。「金勘定か?」(ピーター)、「一瞬思っただけだ、星や建物や動物のことを心配している」(ロケット)、「人間のことは?」(ピーター)、「知らね~」(ロケット)。これだから、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」はやめられない!
エゴの惑星の中心部(巨大な脳みそ)に時限爆弾を仕掛けることになり、その大役は体が小さなベビー・グルートに託された。ロケットは必死にスイッチの操作を教えるが、ベビー・グルートは即爆発してしまう、間違ったスイッチを押そうとする。「押すなよ! 絶対に押すなよ!」の“ダチョウ倶楽部イズム”は、銀河にもしっかり伝わっているのだ(えっ?)。
ピーターを救出するため、自らが犠牲になる覚悟を決めたヨンドゥに対して、ベビー・グルートが「ボクはグルート」。その意味は、ヨンドゥをガーディアンズの一員として歓迎しているのだと、ロケットは説明している。
エゴの惑星にピーターが取り残されていると知ったガモーラは、救出に向かおうとするが、それをロケットがレーザーキャノンで阻止し、ガモーラを気絶させてしまう。この日、ヨンドゥが命を落とすことはわかっている……。一見非情にも思えるが、ヨンドゥの覚悟を最大限にリスペクトしているからこその行動なのだ。
ピーターらが船内で亡くなったヨンドゥを悼んでいると、ロケットの知らせを受け取った多くの海賊仲間たちが駆けつけた。感動のエンディングを演出するロケットだった。
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